「ホーンテッド・サイト」を観てきました。未体験ゾーンの映画たちの1作です。
ストーリーは、
新聞社の不動産記者ジュリア・タルバンは突然最愛の姉と甥を惨殺された。家族を失い、悪夢に苦しめられているジュリアは事件を解明すべく、事件のあった姉の家を訪れる。しかし、そこは転売され、殺人現場となった部屋が取り除かれていた。元恋人で刑事のグレイディと調査を続けるジュリアはニューイングリッシュの深い森の中にある屋敷へとたどり着く。殺人現場を延々とつなげて作られたその屋敷から、姉と甥、とらわれた無数の魂を救おうとするが、そこはより邪悪な場所へとつながる入口に過ぎなかった…
というお話です。
新聞社で不動産関係の記事を書いているジュリアは、ピューリッツアー賞を取りたいと思っている野心家の女性。彼女の甥が病気でドナーを探していて、ジュリアも姉も合わず、二人の母親が合うかもしれないということで、行方不明の母親を探す為に有名になりたいと思っていたんです。ある日、仕事をしていると緊急だという電話が入り、男の声で、お前の姉を殺したと言います。驚いたジュリアは、姉の家に行くと、惨殺された姉夫婦と甥の姿が。犯人もそこに居て、直ぐに捕まるのですが、支離滅裂な言葉しか話しません。
いきなり絶望の淵に落とされたジュリアは、必ず原因を突き止めてやると思い、恋人であり刑事のグレイディと一緒にニューイングリッシュの森に謎がある事を突き止め、向かうのですが、その地の人々は、ジュリアたちを歓迎せず、村から出て行けと促すばかり。話を聞かずに、森の中へ入って行くと、そこには不思議な屋敷が出来ており、その屋敷には、今まで沢山の殺人事件が起きた部屋などをそのまま移転して繋げたものでした。
何故、そんなおかしな事をしたのかと言うと、その屋敷を作った男が、自分の罪を許され、黄泉の国へ行く道を開く為に、幾つものピースを集めていたんです。その最後のピースが、その村から逃がされた子供たち。それが、ジュリアと姉だったんです。ジュリアの命も狙っていて、追い詰められていくのですが、ジュリアが出した、最後の決断は・・・。後は、映画を観て下さいね。
うーん、良く分かりませんでした。新聞記者である必要も無かったし、恋人が警察官だっていうのも無駄だったように思うし、一体、何がしたかったのか分かりませんでした。まぁ、オッサンが、マトモに死にたいよぉって事だったんだと思うけど、無駄が多過ぎたと思います。
殺人事件の現場や、自殺した部屋などを、一度、家ごと買い取って、その部分だけ解体して持ってきて、森の屋敷の中に組み立て直しているんだろうけど、なんだか、面倒な事やっているなぁという気がしました。そんなに色々な力を持っているなら、その部屋に憑いている霊的な物だけ移動してくれば良いのに、なんで入れ物ごと持ってくるかなぁ。面倒だし、そこを繰り抜いた家が大変な事になっているって気にならないの?建築をやっていると、あり得ないと思っちゃいました。家のバランスが悪くなるじゃないのっ!
ま、とにかく、このオッサンの訴えている事が、良く分かりませんでした。そして、子供を犠牲にするっていう意味も、良く分かりませんでした。うーん、分からない事尽くめだね。ジュリアと姉は父親が逃がしたらしいという事が判ってくるんだけど、お父さんがどうなったかは分からないのよね。お母さんだけ出て来てました。
うーん、何度も言っちゃうけど、新聞記者だった意味も、野心家だった意味も、全く無かったと言う事に、最後、驚きました。その設定は何だったんだよ。ただ、気の強い女だって事だけかいっ!ま、そうしておけば、このラストでも、別に、可哀想とは思わないからイイけどね。ちょっと昔の時代の話として描いているようで、ジュリアの化粧がケバいんです。それで上品そうに見えれば良いんだけど、下品そうなのよ。どう見ても、主役じゃなくて、主役を虐める役なのよね。
私は、この映画、あまりお薦め出来ません。私が、良く理解出来なかったからです。どなたか、観て、私に細かく説明して欲しいくらいです。とにかく、意味の無い設定が多過ぎて、これはダメでしょ。もし、気になったら、観てみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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