「サバイバルファミリー」本当に電気が無くなったらもっと酷い事になると思うよ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「サバイバルファミリー」を観てきました。

 

ストーリーは、

東京で暮らすごく平凡な一家、鈴木家。当たり前のように電化製品に囲まれた生活を送っていたある日、電気を必要とするあらゆるものがなぜか使えなくなり、東京は大混乱に陥ってしまう。交通機関や電話、ガス、水道まで完全にストップした生活に人々が困り果てる中、鈴木家の亭主関白な父・義之は、家族を連れて東京を脱出することを決意するが……。

というお話です。

 

 

東京で暮らす、普通のサラリーマン家庭である鈴木家。今日も、普段通りの一日が始まるかと思っていたら、朝から電気が使えません。TVも付かず、レンジも使えず、スマホの充電も出来ず、何故か電池式の物も使えません。家族は、マンションだけが停電なのかと思い、直ぐに会社や学校に向かうのですが、電気が使えないので電車は動かず、徒歩で会社に向い、会社に着くのですが、電話もPCも使えず、書類作成も出来ません。業務にならないので、会社は業務停止になり、自宅待機となります。

 

 

子供たちは、学校へ行っても携帯もスマホも使えず、何かギクシャクしたというか、上手くコミュニケーションが取れなくなっています。今まであったものが使えないという事に戸惑っている感じ。そして段々と食糧は無くなり、水も出ず、国からの援助も無くなって行きます。田舎のある人々は段々と東京から離れ、自分たちで生活して行く手段を探し始めます。鈴木家も、やっとお金があっても物が手に入らないと言う事を自覚し、妻の実家のある九州へ向かって自転車で走り始めます。

 

 

東京から九州に自転車で向かうなど、無謀なことは判っていても、生きる為には仕方ないので、それこそサバイバルな旅が始まります。途中で農家のブタを捕まえるのを手伝ったり、野草の食べ方を教わったり、幾つもの困難を乗り越え、九州へ・・・。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

とても面白い映画でしたが、それほどパッとする内容では無かったし、イマイチ、甘いなと思っちゃいました。だって、混乱したら、強盗は増えるし、女性も襲われるだろうし、町に居る鳩や、川に居る鯉だって食べられてしまうし、もしかしたらペットだって。マンションには住めなくなるでしょ。だって、ポンプが動かないから給水は出来ないよね。川の水でお腹を壊す場面があるけど、壊そうが何しようが、水を飲まなくちゃ生きて行けないから飲む事になると思いますよね。

 

 

きっと、マッド・マックスとまでは行かないと思うけど、酷くなるんでしょうねぇ。弱肉強食の時代になるのかと思うと、怖ろしいです。東北地震で原発の問題が起った時、電気が無くなったらどうなっちゃうんだろうと本当に不安でした。簡単に原発を止めろと騒ぐ方が多くて、電気が無くなったらどうなるか、本当に判っているんだろうかと見ていました。電気が無くちゃ、ガス、水道は使えない。輸送は出来ない。移動も出来ない。通信も出来ないとなるのにね。火力を使えば排気ガスで空気汚染が増えて地球が壊れてしまうし、風力、水力なんて言っているけど、ほとんど役に立たないでしょ。火力発電が一番公害になるって、判っているのかな。

 

 

人間は、生活を便利にする為に、色々なものを売って来てしまったのだから、今さら、綺麗事を並べてクリーンにしようだなんて、無理だって判らないのかしら。要は、人間が減れば良いんです。地球にとってのダニは人間なんですから。だから、たまにはこうやって、電磁はで電気が使えなくなったりすれば良いのにね。人間、減ります。私も、真っ先に減るのでしょう。

 

 

この映画、電気が無くなったらの恐さと言うよりも、ハプニングで家族の絆が蘇えると言う事が描いてあって、難しい原発がどーのとか、全く関係無いので、安心して観に行ってください。私は、お薦めしたいと思います。派手で大笑い出来る映画ではありませんが、電気が無かったらという事で、笑えて、ほっこりして、家族の大切さを感じると思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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