「マリアンヌ」戦争に翻弄される人々の苦しみと悲しみを描いています。でも泣けなかった。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「マリアンヌ」を観てきました。

 

ストーリーは、

1942年、カサブランカ。秘密諜報員のマックスとフランス軍レジスタンスのマリアンヌは、ある重大なミッションを通して運命の出会いを果たす。それは、夫婦を装って敵の裏をかき、ドイツ大使を狙うというものだった。その後、ロンドンで再会した2人は恋に落ちるが、マリアンヌは誰にも言えない秘密を抱えていた。

というお話です。

 

 

第二次世界大戦中、フランス領だったモロッコは、フランスがドイツに占領されたため、モロッコもドイツの支配下にあった。諜報員のマックスはカサブランカでドイツの将校を殺す為に潜入し、その作戦は、フランス軍レジスタンスのマリアンヌと共同で行う事になる。マリアンヌは、凄腕のレジスタンスであり、マックスの良き相棒となって作戦は終了する。

 

 

それからしばらくして、ロンドンでマリアンヌと再会し、カサブランカで思いを遂げられなかった二人はとうとう恋に落ちてしまいます。戦争の火はくすぶっていますが、安全なロンドンでの生活なので、二人は燃え上がり、結婚する事になります。しあわせな二人の間には娘も生まれ、普通の幸せな家庭がそこに在るように見えました。

 

ある日、マリアンヌから新しいベビーシッターを紹介され、出かける時は彼女に頼む事になります。それからしばらくして、マックスは軍の上司に呼び出され、君の妻はドイツ軍のスパイだと聞かされ、マックスが受け取った軍の情報が全てドイツに流れていると言われます。今から72時間以内に、マリアンヌの真実を突き止め、もし、本当にスパイなら、自分で殺すようにと言われます。

 

 

まさかと思ったマックスですが、上司からの命令は絶対であり、軍が提示した罠をマリアンヌに張りながら、独自に調査を始めます。実際にフランスのレジスタンスとして活動していたマリアンヌを知っている人物を探し出し、妻のマリアンヌの写真を見せようと試みますが、何度も失敗し、やっと確認が出来るかと思うと相手が顔を覚えていないという結果になり、もうダメかという所で、マリアンヌが”ラ・マルセイエーズ”をピアノで弾いていたという証言を得ます。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

悲劇とか涙とか、色々な宣伝がされていますが、私は泣けませんでした。このタイプの映画って、多いんですよね。やっぱり、沢山映画を観てしまっているからなのか、またスパイで、また見つかっちゃったりして、またも人質が取られているとか、ナンチャラカンチャラ、あー、知ってるよって感じに思えてしまい、ダメでした。

 

 

だって、ブラピの出ていたイングロリアス・バスターズだって、女スパイが出ていたでしょ。あれは、こっちからあっちに潜入していたけど、それが反対だっただけよね。今回、他と違うところは、結婚して子供までいるってところかな。でも、実際は、結婚して子供まで作って安心させるのが、女スパイの手段なんでしょ。北朝鮮のスパイとかはそうですよね。

 

今回のブラピ、濡れ場がありましたね。アンジーと結婚してからは、子供の為に、濡れ場がある映画は全て断って、やるのはキスまでって言っていたのに、この映画に出たって事は、この出演を決める頃には、二人の関係は冷めていたのかしら。ちょっと驚きました。ずーっと、こういう場面が無い映画に出ていたのにね。

 

 

マリオン・コティヤールは、”エディット・ピアフ”から大女優になっちゃいましたね。”ビッグ・フィッシュ”の頃は、セリフも無かったと思うんだけどな。凄いっす。でも、彼女、美しいですよね。ピアフ役の時は、老婆になった所も演じていて、それ程、美しいと感じなかったけど、最近は、観る度に美しくて、ため息が出るほどです。アサシンクリードの予告でも、凄く美しいですもんね。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。私は泣けなかったけど、普通なら、泣けると思います。私のように、あの映画と一緒!とか考えなければ感動するだろうと思います。それに、ブラピはカッコいいし、マリオンは美しいし、こんな美男美女のラブストーリーなら満足出来るでしょ。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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