「マグニフィセント・セブン」の試写会に連れて行って貰いました。
ストーリーは、
暴虐の限りを尽くす男、バーソロミュー・ボーグに支配されたローズ・クリークの町の人々は、賞金稼ぎのサムを中心に、ギャンブラー、流れ者、ガンの達人など7人のアウトローを雇う。最初は金のため町を守ることになったサムらだったが、いつしかその目的が金だけではなくなっていることに気付く。
というお話です。
ローズ・クリークの町の近くには、金鉱があり、それを採掘しているバーソロミュー・ボーグ。金鉱を独り占めする為に、その町も全て手に入れて、余計な人間たちを排除したいと思っています。金にモノを言わせ保安官を買収し、ローズ・クリークの住民に圧力をかけて、彼らの教会を焼き、はした金で出て行けというボーグ。それに意見した住民は、その場で撃ち殺されてしまいます。
そんな町に流れ者の賞金稼ぎサムがやってきます。早撃ちで賞金首を殺し、直ぐに去ろうとするサムに、夫を殺された女性が正義を行って欲しいと願い出ます。全財産を出し、これでボーグを殺して欲しいと頼み、その必死の願いに、サムは引き受ける事にします。
その町に居たギャンブラーで早撃ちのジョシュ。彼を雇い、一緒に同じ賞金稼ぎでスナイパーのグッドナイトを探しに出かけます。グッドナイトとその連れのビリーを仲間にし、スペイン系の流れ者ヴァスケスと、熊のようなハンター・ジャックを仲間にし、町へ帰る途中、はぐれインディアンのレッドハーベストを仲間に引き入れ、全部で7人。腕の立つ人間ばかりですが、軍隊で向かってくるボーグに太刀打ち出来る訳がありません。
町へ帰り、住民を集めて、このままでは確実に負けてしまうので、作戦を練り、全員で立ち向かう事を決めて、ボーグがやってくる3週間後までに準備と練習を整えることとします。まず、武器の調達をする為に、金鉱に出向き、そこのボーグの手下を潰して、金鉱で使う爆弾などを全て手に入れます。それを使って、町を武装し、ボーグを待つことに。
沢山の軍隊を引き連れてやってきたボーグに、7人と町民たちは太刀打ちできるのか。大掛かりな作戦が始まります。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
この映画、面白かったです。お恥ずかしいのですが、私、「七人の侍」をちゃんと観た事が無いので、それのリメイクと言われても、良く分からないのですが、十分に楽しめました。ハラハラドキドキするし、7人、全員がカッコ良いし、2時間ちょっとあるのですが、惹き付けられて目が離せないんです。
デンゼル・ワシントンもカッコいいんだけど、クリス・プラットがカッコイイ!またも好きになりました。イーサン・ホークもイイ味出してましたよ。とにかく、7人が、それぞれに個性があってステキなんです。敵のボーグも、悪役らしくて良かったなぁ。
全く難しい事は無く、とにかく、悪い奴らを倒すっていう、ストレートなお話なので、解り易くて、楽しめる。映画の王道ですね。それに、迫力が凄かった。馬で走ってきて、凄い勢いで転がるとか、それ、馬、大丈夫なの?って思ってしまうほど、激しい戦いでした。ラストの戦いの場面は、必見ですね。
黒沢の「7人の侍」を観ている方は、大して感動はしないのでしょうが、私は、凄く面白くて感動しちゃいました。黒沢作品は、きっと、もっと凄いのかしら。私、日本の古い映画って、どうしても、その雰囲気で眠くなっちゃって、最後まで観きれないんですよね。何でだろう。言葉遣いも辛いのですが、こういう新作で、同じ内容が観れて、内容が解ったので、今度は「七人の侍」も最後まで観れるかも知れません。チャレンジしてみよう。(笑)
私は、この作品、超!お薦めしたいと思います。若い人は、この作品を観て、この元になった「七人の侍」も観ようと言う気持ちになるかも知れません。私もその一人です。リメイクも、こんな風に作ってくれれば、凄く面白いのになぁ。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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