「メン・イン・キャット」を観てきました。
ストーリーは、
仕事人間で家庭を顧みない傲慢な大企業の社長トムは、娘の誕生日に渋々と苦手なネコを購入するが、その帰りにビルから転落。それをきっかけに、トムの意識がネコに移ってしまう。ネコのトムはペットとして家族に迎え入れられるのだが……。
というお話です。
ワンマン社長のトムは仕事人間。彼の会社はどんどん大きくなり、今や大企業となり、ニューヨークで一番高いビルを建てられるようになりました。しかし、出来れば世界一の高さにしたいと思って、ビルの高さを変えようと思っていました。しかし、そんな予算を使うなら他に回せという重役と敵対してしまいます。
娘の誕生日に苦手な猫を購入する事になってしまい、嫌々、連れて帰る途中、敵対していた重役と口論になり、ビルから落ちて意識不明になってしまいます。しかし、トムの意識は猫に移り、ネコがトムに・・・。
トムが最後に連れていたネコは、家族に飼われる事になり、トムは猫の姿で家に帰る事が出来ます。しかし、言葉は通じず、会社は敵対していた重役の思い通りに動かされ、売却されてしまう方向に動いてしまいます。阻止したいトムですが、なんたって姿はネコであり、誰も相手にしてくれません。そんな時、猫をトムに売ったペット屋を呼ぶことに成功し、こうなった理由と元に戻れる方法を聞くのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。
とっても可愛くて、面白いのですが、やっぱり、この手の映画のお決まりのケースからハズれる事は無く、悪役が居て、家族が居て、それまで顧みなかった事を思い出させるという方向に行きます。まぁ、判っていても、可愛いし、何と言っても、大御所俳優が揃っていて楽しめます。ケヴィン・スペイシー、ジェニファー・ガーナー、クリストファー・ウォーケンと、スゴイでしょ。この3人だけでも、観る価値はあると思います。
ネコちゃんが、ニューヨークのお金持ちが飼う猫って感じで、フサフサの大型猫なんですが、可愛いんですよ。いや、可愛いというか、綺麗な猫なんです。なんか、煮干しとかやっても、フンッってされちゃいそうなの。(笑)撮影には、6匹の”もこもこパンツ”(ネコの名前です。)を使ったそうで、大変だっただろうことは予想が付くでしょ。映画の中では、もちろん、CGも使われており、生ネコだけではありませんが、楽しめますよ。
内容については、ほとんど無いので、書きようがありません。頭を使わなくて良いなぁと思うくらいかしら。途中でウトウト寝てしまっても、何の問題も無いと思います。そこから観ていれば内容が解りますから。だから、仕事の合間に休むために見に行っても良いかもね。
私は、この映画、まぁ、お薦めしても良いかなと思います。あまりにも内容が無いので、謎解きとか、サスペンスとか、アクションを楽しみたい方には、物足りないので、それ程、お薦めしてはイケないかなぁと思いますが、動物好きには良いと思いますよ。猫ちゃん、もふもふです。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。