「ジェーン」の試写会に連れて行って貰いました。
ストーリーは、
南北戦争直後のニューメキシコ周辺。ジェーンは夫のハムと娘と平穏な毎日を送っていたが、ある日、夫が銃弾を受けて瀕死の状態で家に戻ってきた。夫に傷を負わせた悪名高きビショップ一家の首領ジョン・ビショップの手から夫と娘を守るため、ジェーンは南北戦争の英雄でかつての恋人ダンに、わらにもすがる思いで助けを求める。
というお話です。
南北戦争後のニューメキシコの砂漠地帯。ある男が馬に揺られて歩いて来る。家に近づいて来た彼を見て、妻のジェーンは、驚きかけよると、夫のハムは、銃で撃たれて瀕死の重傷だった。夫を撃ったのは、悪人のジョン・ビショップとその仲間。
ジェーンは、その昔、南北戦争に恋人を取られ、一人で娘を生み、安全な所へ逃げようとしていたのですが、頼んだ乗合馬車がビショップのものであり、ビショップは、自分の馬車に乗った女を監禁し、娼婦として娼館で売っていたんです。ジェーンも娼婦とされてしまい、その上娘が殺されてしまい、悲しみのあまり気が狂いそうになった彼女をハムが連れて逃げてくれたんです。それ以後、夫婦となった2人には、可愛い娘が生まれ、ビショップに見つからないように隠れて静かに幸せに暮らしていたのですが、とうとう見つかってしまったようです。
ジェーンの家から馬でしばらく走った所に、昔の恋人ダンの家があります。今は、関わりを持たない2人でしたが、ビショップの手が迫っている時なので、仕方なく、助けて欲しいと頼みに行きます。既に別れたダンは、ジェーンの助けを断りますが、気になって彼女を追うと、彼女は、火薬や銃を手に入れ、ビショップに応戦すべく、用意をしていました。
仕方なく、彼女の手助けをする事にしたダンは、何故、2人が別れなければならなくなったのかをジェーンに聞くと、ジェーンは、ダンが居なくなった後の悲惨な生活を話し始めます。そして、ビショップがどれ程悪い奴なのか、そしてハムが命をかけて助けてくれたと言う事を話します。
ビショップの攻撃が始まり、2人は勝ち目の無い戦いを始める事になります。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。
南北戦争後の荒れていたアメリカの様子を描きながらも、ジェーンという女性が、一人でも男相手に戦おうと立ち上がる姿を描いています。この時代、女性は、慰み者くらいにしか思われていなくて、力で支配するものが勝つ時代でした。そんな中で、男に翻弄されて、悔しくて、とうとう反撃に出た女性のお話です。
うーん、カッコ良かったんだけど、ちょっと、話が突拍子も無いと言うか、なんで、ダンが近くに住んでるんだって感じで、ダンが近くに居るなら、ビショップだって簡単に見つけられただろうにと思ったのは私だけかしら。
ビショップがユアン・マクレガーさんで、私、彼が好きなので、どーも、悪い人に見えず、可哀想に思ってしまいました。確かに、極悪非道な奴なんだけど、もしかしたら優しい奴だったかも知れないって言うエピソードもあったりして、憎めないのよねぇ。
そういえば、ダン役のジョエル・エドガートン、カッコ良かったです。最初は、モッさい男かなって思ったんだけど、段々カッコ良く見えてくるんです。この映画の中では、イイ役なんじゃないかな。運命に翻弄されながらも、ジェーンを愛する男としては、イイなぁ~って感じでした。
良い映画だと思うのですが、西部劇っぽい感じが、ちょっと私の好みでは無いんですよね。でも、映画としては、良かったと思いますよ。私は、お薦めしたいと思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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