「超高速!参勤交代 リターンズ」今度は大岡裁きですかっ!古田さん、イイ役やってるなぁ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「超高速!参勤交代 リターンズ」を観てきました。

 

ストーリーは、

知恵と工夫でなんとか江戸への参勤を果たした湯長谷藩の藩主・内藤政醇らは、故郷に帰るため江戸を出発する。ところがその道中、湯長谷で一揆が発生したとの情報が入る。政醇らに打ち負かされた老中・信祝が、復讐のため湯長谷藩を壊滅させようと画策しているのだ。一揆を収めるためには2日以内に湯長谷へ帰らなくてはならず、政醇らは行きの倍の速さで走ってどうにか故郷へ帰り着く。しかし、城は既に乗っ取られてしまっており……。

というお話です。

 

 

前作で、貧乏な湯長谷藩は、苦労しながらも何とか参勤を果たし、江戸まで辿り着きました。これで一件落着かと思いきや、今度は帰りがあります。ま、行きは何とかなったのだから、帰りだって何とかなるさと思いながら、江戸を出発する政醇でしたが、時を同じくして、政醇たちを苦しめた老中・信祝が恩赦にて放免となります。信祝は、政醇を憎んでおり、何とか仕返しをしようと目論んでいました。

 

 

江戸から湯長谷へ向かう途中、藩で一揆が起きたという連絡が入り、貧しいながらも農民と一緒になって働いていた政醇は、自分の領地で一揆などが起きるはずが無いと考えます。とにかく、直ぐに湯長谷に向い一揆を収めなければと先を急ぐのですが、着いてみると、農地はボロボロにされ、農民たちは、あまりの悲劇に打ちのめされていました。

 

藩と城は、何故か柳生の一味に乗っ取られており、その裏には、信祝がいるようだと言う事が判ります。そして、既に、信祝は柳生と共に、政醇たちを倒す為に湯長谷に向かっているようです。政醇は、彼らを迎え撃つべく、準備を急ぎますが・・・。

 

 

一方、江戸南町奉行の大岡は、信祝が陰謀を巡らせていることを感じ、密かに探っていると、徳川吉宗が日光をお参りに行くのを期に、何かを起こすようで、信祝は、自分のアリバイを作る為に、湯長谷に向い、政醇討伐をしようとしていたようです。これは証拠を集めなければと、大岡と、その動きに気が付いた政醇の家来の秋山は、信祝の陰謀を暴いていく。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

前作も面白かったけど、今回も笑いました。本当に面白かったです。欲を言えば、大岡のキャラが描き切れていないので、柳生関係の騒動をもう少し減らして、大岡の方を描いてくれれば、もっと陰謀とかが納得出来るような形になって、信祝を潰せたのになって思いました。イマイチ、甘い感じの裁きに、ちょっと不満でした。

 

 

佐々木さんの演じる政醇は、抜けていそうで、結構、ヒーロー的なお殿様なんですよね。そこに遊女だったけど見た目はお姫様の深キョンが一緒って言うと、もう、ここだけは時代劇の王道なんだろうけど、内容が全く違うところが、何とも意表をついていて笑えるんですよね。まして、今回は大岡裁きですよ。もう、楽しくなっちゃった。

 

大岡を古田さんが演じていて、もう、これは期待するしかないでしょって思ったんだけど、思ったよりも出演場面が少なくて、ちょっとガッカリ。もっと大岡裁きして欲しかったよぉ。ま、ちょっとでも観れたから嬉しかったけど。

 

 

それにしても、今回の陰謀、大きすぎやしませんでしたか?あれくらいの老中が考えることにしては、なんか大事過ぎるし、成功しちゃったら、どうするつもりだったのかしら。不思議でした。もっと、直接的に自分の利益になる事なら理解出来るんだけど、イマイチ、ヤリ過ぎた感があって、現実味がありませんでした。もう少し、小さくても良かったんじゃないかな。

 

ま、でも、参勤が行きで、交代が帰りって、初めて知りました。本当にそうなの?この年になって、そんな事も知らない私は、恥ずかしいかしら。だって、知らない事って多いよね。(笑)

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。これは、素直に楽しめて、大笑い出来ると思いますよ。誰が観ても、それなりに楽しめて、観た後にスッキリすると思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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