「10 クローバーフィールド・レーン」を観てきました。
ストーリーは、
ミシェルが目を覚ますと、そこはシェルターの中だった。その日から「きみを救うためにここへ連れてきた」と話すハワードと、自らシェルターに逃げてきたエメットと3人の共同生活が始まる。疑心暗鬼の生活が続く中、ミシェルはシェルターからの脱出を試みる。
というお話です。
ミシェルは、自分の部屋の片付けをしています。同居している彼氏と喧嘩をしてしまい、別れるつもりで荷物をまとめて、家を出て行きます。車を運転して、郊外の何処へとともなく向かっているのですが、彼氏からの電話は鳴りっぱなし。もう一度話し合おうという彼の電話には、全く出ません。電話を気にしながら運転をしていると、突然、凄い衝撃があり、車は、道路から跳ね飛ばされて横転してしまいます。
目を覚ましたミシェルは、見知らぬ場所に寝かされており、何があったのか思い出そうとするのですが、運転していた後の事を全く思い出せません。頭を抱えていると、ドアが開き、太った男性が入ってきます。そして、ここはシェルターであり、事故にあった君を、私が助けて、ここに運んだと話します。
ミシェルが事故に遭った時、既に、地球は、地球外生物の攻撃を受けており、異世界からの怪物の攻撃や、宇宙船のようなものから吐き出されるガスによって、人間は、どんどん殺されていると言うんです。外が見れないので、それが本当かどうか、確かめる術が無いので、ミシェルには信じられず、彼の言う事を疑っているのですが、もう一人、男性がシェルターに居る事を知り、彼も同じように証言するので、本当に、そんな状況になっているんだと思い始めます。
何日もシェルターでの生活が続き、段々と、家主の太った男性は支配的になってきて、そのシェルターから出たいと思うのですが、出して貰えません。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
あの「クローバーフィールド」の続編と言うか、あの災害？が起きて、他の地域の人はどうなったのかっていう内容なんです。だから、あの映画に出ていた人が出てくるとか（全員、死んじゃったと思うけど。）、関係者が出てくるという訳ではありません。怪物くんや、宇宙船もどきは、もしかしたら、あの時と同じデザインがあったのかも知れませんが、私には分かりませんでした。
シェルターの中での避難生活の恐ろしさが描かれるんですけど、良ーく考えてみると、あの助けてくれたオジさんって、一応、外に放置せずに、シェルターに入れてくれたって事は、まぁ、良い人だったんじゃないの？それを、まるで、鬼畜のような言い方をして、この女、酷い事をするんですよ。いくらなんでも、それは酷いんじゃないの？って思っちゃいました。
もう少し、やりようがあったのではないかと思います。まぁ、色々な理由もあるにはあるんだけど、でも、もう一人の男性に対する事以外は、ただ、ミシェルが思い込んでいるだけで、オッさんが、確実に酷い奴だっていう証拠は無いんです。
ミシェルという女性なんですが、ハッキリ言って、好感が持てる女ではありませんでした。とてもヒステリックで、一度、ゆっくり考えてから行動するという事が出来ていないように見えて、だから、彼氏と喧嘩しただけで荷物を持って家出とかって、ああー、めんどくせー女だなーって男に思われるタイプだなって思いました。私、男だったら、こんな女と付き合いたくないなぁ。私も、こう思われないように気を付けよう。
この映画、つかみどころが無くて、何が面白いんだか、良く解らなくて終わっちゃったって感じでした。確かに、災害があった時の人間の恐怖みたいのを描いているとは思いますが、大して面白く無いんですもん。どーせなら、怪獣くんを一杯だして、前作のクローバーフィールドみたいに、ガチャガチャしてくれれば良かったのに。ガスで死んでいく人間を見ても、そんなに楽しく無いですよ。
私は、この映画、あまりお薦めは出来ません。だって、私、そんなに楽しめなかったもん。面白く無い訳ではありませんが、なんか、え？それだけ？って思って終わっちゃった感があるので、お金と時間、勿体無かったなぁ～って思っちゃった。うーん、気になったら、観てみて下さいね。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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