「ガルム・ウォーズ」を観てきました。
ストーリーは、
遥か古代、戦いの星アンヌンには、創造主ダナンが作ったクローン戦士「ガルム」が生息していた。ガルムはたとえ命を落としても、その個体の記憶をクローンの脳に転写することで、何世代も生き延びることができる。ダナンが星を去り、3つの部族が覇権を争う日々が続くアンヌン。ある日、それぞれ異なる部族のカラ、スケリグ、ウィドが戦場で出会い、ふとしたきっかけで3人は「ガルムの真実」を探る旅に出る。
というお話です。
ある星アンヌンには、創造主ダナンが作ったクローン戦士「ガルム」が存在していました。ガルムは、何体も作られていて、記憶は受け継がれていきます。そんな世界は、8つの種族に分かれていましたが、創造主ダナンが星を去り、5つの種族は勢力争いの為に、戦いを始めます。
8つの種族の戦いにより、5つの種族が倒され、残ったのは3種族のみ。その3種族は、空の「コルンバ」、陸の「ブリガ」、情報技術に長けた「クムタク」です。3種族になっても、戦いは終わる事無く、「コルンバ」と「ブリガ」の戦いは続いていました。そして、2種族が「クムタク」を使って、情報収集などを行っていたんです。
そんな戦いの中、コルンバのカラとブリガのスケリグ、クムタクのウィドは出会います。砂漠の中で置き去りにされてしまった3人は、どうせ先が無いならと、禁断の地に入り、創造主ダナンは何故この地を去ったのか、ガルムとは何なのかという疑問を解き明かそうと、種族の違いを超え、歩き始める。そして、禁断の地に入った彼らは何を見たのか。後は、映画を観て下さいね。
うーん、良く解りません。ファンタジーだし、そこをツッコんじゃダメでしょって言われると思うけど、でも、創造主がいて、8つの種族を作ったっつーのが、そもそも、なんで8種類も作ったんだっていう気持ちになるのは何なんだろう。設定だから仕方ないじゃんって言われるだろうけど、何だか、無駄。そして、最後に残っているのが、空と陸と情報?うーん、やっぱり、理解が不能です。
人間が創造主として、ゲームを作る時に、色々な種族を作って戦わせてみたら、結局、2種族になったっていうことなら、まぁ、仕方ないのかな。でも、情報ってなんだ、情報って。2種族は、情報をまとめる能力が無かったって事?伝えられないってこと?不思議でした。
クローンだと言う事だから、同じ人が沢山いたって事でしょ。でも、8種だから、元は8人か。その8人をクローン化して、戦争をするって、無駄な話だよね。それなら、一番、バランスの良さそうな人間をトップに据えて、働き蟻的な人のクローンを沢山作れば良かったのに。だから、蟻や蜂の世界のように、1種類に統治をさせて、他の種族を労働力として考えれば、何てことは無かった訳でしょ。創造主が去ったって、それからも長く世界は続いただろうに。
と言う事で、創造主の頭が悪かったんだろうという結論に達しました。頭が悪い奴に作られた世界は、最悪だろうなぁ。現実の世界でも、間違えちゃっている国があるでしょ。ほらほら、あの独裁者の国とか、大量殺戮があった国とか。この映画の世界は、作った人が飽きちゃって、居なくなっちゃったからこうなっているけど、もし、創造主が独裁者として君臨していたら、”あの国”みたいになっていたんでしょうね。
話を戻して、申し訳ないけど、この映画、面白く無かったです。という訳で、私は、お薦めできません。押井さんだから、一応、観に行ったけど、観に行く前から、それほど期待はしていなかったんですがね。観ても、疲れただけでした。もし、気になったら、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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