「オオカミ少女と黒王子」そろそろこのラブストーリーパターンも飽きてきたかしら。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「オオカミ少女と黒王子」の試写会に行ってきました。


ストーリーは、

街で見かけたイケメンの盗撮写真を自分の彼氏だと偽り、友達をやりすごそうとするが、写真の男は女子から絶大な人気を集めている同級生・佐田恭也だった。エリカは事情を打ち明け、恭也に彼氏のフリをすることを承諾してもらうが、その代わりにエリカが飲んだ条件は恭也の「犬」となること。人当たりがよく人気者の恭也の本性は、評判とは真逆の、腹黒で超がつくドSの「黒王子」だったのだ。かくして、偽装カップルとなったエリカと恭也だったが……。

というお話です。


オオカミ少女

エリカは、高校に入り、友達が出来たのは良かったけど、結構、無理なグループに入ってしまい、苦しんでいます。友達には、みんな、彼氏がいて、その話で盛り上がるのですが、エリカは、まだ付き合った事も無く、無理に話を合わせていて、彼氏が居ないのに、居ると嘘を付いていたんです。話に無理が生じてきてしまい、苦し紛れに、通りすがりのイケメンを写真に撮り、それが彼氏だと言ってしまったのが運の尽き。そのイケメンが、同じ学校の佐田恭也という生徒だったから大変。

エリカは、佐田を呼び出し、自分が嘘を付いてしまった事を告白し、自分の彼氏ということにして貰えないかとお願いします。佐田は「三回周ってワンっ!」と言ってくれたら良いよとエリカに言います。はぁ?と思うエリカでしたが、拒む事は出来ず、「三回周って~」をして、自分の嘘に付き合って貰うことを了承してもらいます。

オオカミ少女

それから、エリカと佐田の恋人ごっこが始まります。周りのみんなは、まさか、本当にエリカが佐田と付き合っているとは思っていなかったのですが、2人の様子を見て、本当に付き合っているんだと思い、エリカへの態度が変わってきます。

エリカと佐田は付き合っている振りをしばらく続けているのですが、エリカは、何となく、佐田の優しさを感じ始め、ドSの佐田が、本当は、温かい心の持ち主で優しい事に気が付きます。自分がどんどん佐田に惹かれている事に戸惑いながらも、気持ちを伝えたいという思いが大きくなって行きます。そんな時、佐田のお姉さんに会い、佐田との事を相談し、その気持ちを伝えたいと相談すると、ドSな姉貴なのに、マトモな対応をしてくれて、エリカは、少し自身を持ち始めます。そして、学校の研修旅行を前に、旅行での自由時間を2人のデートにしようと思い、エリカは、佐田と周りたいデートコースを計画するのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。

オオカミ少女

そろそろ、このラブコメというか、最近、流行っている、デレデレのラブストーリーにちょっと飽きが来たような気がするのは私だけなのだろうか。もう、そろそろイイでしょ。疲れてきてませんか?毎度ながら、同じ俳優が演じていて、壁ドンやら、床ドンやら、お姫様抱っこやら、同じなんですよね。でも、まぁ、それでも、ドキドキして、楽しめますけど・・・。それにしても、ちょっと飽きてきたかな~。

オオカミ少女

今回、山崎くんは、ラブコメ多いけど、二階堂さんは、こういう若向きのラブコメは初めてじゃないかな?彼女は、既に、舞台などで演技の幅を広げてきているから、こういうベタな映画に出てしまうと、他の俳優との差が大きく出てしまうんですよ。だって、他の子たちは、棒読みでしょ。彼女だけ、表現の仕方が上手いから、浮いてしまうんですよね。だから、今回、二階堂さんは、結構、抑えていたのかなと思いました。いつもの彼女だったら、もっと魅力的ですもんね。今回は、ドン臭い女の子って役だから、すっごく抑えた演技をして、レベルを下げていたように見えました。

オオカミ少女

他の子達は、まぁ、こんなもんでしょ。こういう映画ばかりだと、邦画のレベルは下がったとか、海外の評論家さんに言われてしまうのは仕方ないですよね。アイドル上がりの子とか、モデル上がりの子が、何も勉強をしないで、映画に出ているから、はぁ~?って言いたくなるほど棒読みだし、感情が入っていないので、笑ってしまうのですが、とりあえず、ザコはザコとして、別に気にしなければ良いのではと思っています。仕方ないでしょ、だって、今、漫画原作のラブストーリーを映画化するのが流行っているんだから。でも、そろそろ考えて欲しいですねぇ。

とりあえず、山崎くんと二階堂さんのラブコメは、楽しめました。ちょっと、ゲプッという感じはありましたが、それなりに楽しみました。でも、そろそろ少女マンガ原作のラブコメからは、卒業して欲しいなぁ。もう、これだけやったら、良いのではないですか?そろそろ、別のタイプを探しましょうよ。

オオカミ少女

私、「夏目友人帳」とか、小説だと京極夏彦さんとか、あそこら辺のちょっと不思議ちゃん系の話などを映画化してくれるとか、又は、山田宗樹さんの「百年法」とか、浦沢直樹さんの「マスターキートン」とか、原点に戻って、手塚治虫先生の作品を現代風にアレンジしてみるとか、ちょっと、内容を重視して映画化してくれないかなぁ。

話を戻しますが、この映画、分かり易いし、もう、説明する必要も無いほど、ベタな内容で、決まり切った始まりで、決まり切った終わり方をします。毎度の事なので、感想はありません。山崎くんがカッコ良いのと、二階堂さんがカワイイのだけは、保証しますが、後は、もう良いでしょう。

オオカミ少女

私は、この映画、まぁ、お薦めしても良いかなとは思います。とりあえず、いつものラブストーリーなので、毎度の内容でも観たい方は、観てみて下さい。ただ、今までのラブストーリーと、全く変わりませんので、またかぁ~って感じは否めないと思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




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