「ヒーローマニア 生活」を観てきました。
ストーリーは、
会社をリストラされ、コンビニでアルバイトしている冴えない青年・中津は、驚異の身体能力を持つニート青年・土志田や情報収集力に優れた女子高生・カオリ、夜になると「若者殴り魔」に豹変する定年間近のサラリーマン・日下らと出会い、小さな社会悪を退治する自警団を結成。彼らの活動は市民たちからも支持されるようになり、自警団は巨大組織へと成長していく。やがて中津らはホームレスの宇野を社長に迎えて警備会社を設立するが、その力を私欲のために使おうとする新メンバーが現われたことで秩序が乱れはじめる。
というお話です。
コンビニでバイトをしている中津は、客によるコンビニで繰り返される社会性の無い行動に、いつもイライラしているのですが、それを注意する勇気が無いんです。本当は、ヒーローとなり、秩序を乱す悪い奴らを倒したいのですが、力も弱く、技術も無い。そんな中津が勇気を出して、一番大人しそうな、雑誌を読んでいる男・土信田に長時間の立ち読みは遠慮して欲しいと注意します。すると、土信田は、なんでオレだけ?と反発し、逃げてしまいます。

そして、コンビニバイトの帰りに、あるアパートの前で、下着を盗んでいる土信田の姿を見つけ、追いかけると、土信田は、驚異的な身体能力を駆使して逃げて行きます。驚いた中津は、土信田を追い、彼に仲間になって欲しいと頼み込みます。自分と一緒に、悪者を倒して欲しい。ヒーローになって欲しいと頼むのでした。驚いた土信田でしたが、面白そうだと思い、中津に協力する事とします。
中津は、夜中にコッソリ悪者を倒しているサラリーマン・日下と出会い、彼にも、仲間になって欲しいと話し、3人で悪者を倒すヒーローとなろうと計画を練っていると、女子高生のカオリが現れ、彼らのヒーローっぷりを見つけ、自分も仲間に入れて欲しいと言います。彼女は、情報収集に長けていて、これで、町にはびこる悪い奴らを退治が出来ると意気込んで、何人もの悪者を倒していきます。
そんな4人の前に、宇野というホームレスが現れ、悪者を倒すのを、合法的にやった方が良いと話し、警備会社を立ち上げて、合法的に町の安全を守る事になります。しかし、しばらくすると、宇野が、自分の利益の為に、悪者では無い者まで排除している事に気が付き、中津は、このままではいけないと決起するのですが、土信田と日下とカオリは、賛同してくれません。そして、中津は・・・。後は、映画を観て下さいね。
この映画、窪田くんも出ているので、期待していたのですが、イマイチでしたね。主演の東出くんが、どーも、たどたどしくて、息苦しい気がしてしまいました。でも、小松さんも可愛いし、久しぶりに片岡さんも見れたので、まぁ、楽しいかなと思いました。
話的には、大して珍しく無く、それほどパッとすることも無くて、何と言うか、あまり共感は出来ませんでした。それに、ぶっちゃけ、それ程面白く無かったんだよね。これで、もう少しひねりがあれば良かったのかも知れないけど、悪い奴は最後まで悪い奴だし、変態は元々変態だし、なんだか、こう、スッキリするものではありませんでした。
それにしても、小松さんは可愛かったなぁ。それに、窪田くんは、変態だけどカッコ良いという役で、面白かったです。この2人は、観る価値はありました。本当に、窪田くんは、マジなヒーローにもなれるし、裏のヒーローにもなれるので、素晴らしい役者さんですね。これだけ幅が広いと、観ていて気持ち良いです。
ゴメンナサイ。それ程、面白いと騒ぐほどの内容では無かったので、感想があまり浮かびません。そんな訳で、私は、まぁ、出演者のファンの方にはお勧めしますが、一般の方には、あまりお勧めできません。もう少し、パッとする場面があれば良かったのですが、残念です。もし、気になったら、観てみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。