「亜人 第2部 -衝突-」を観てきました。
ストーリーは、
亜人研究所から脱走を図った主人公・永井圭の行動や、帽子の男こと佐藤の真意、追い詰められた亜人管理委員会の責任者・戸崎の思惑などが絡み合い、亜人と日本国政府の攻防が社会全体を巻き込んでいく様を描く。テロリスト・佐藤の呼びかけに応じて7人の亜人が集結し、佐藤は彼らに驚くべき計画を告げる。集められた亜人のひとり、中野攻は、佐藤の話に戸惑いを隠せずにいたが……。
というお話です。
原作でいうと、1作目が1~3巻でしたが、2作目は、3巻~5巻です。
研究所から逃げて、山の中に隠れた永井圭。山に隠れて対策を練っていた圭の前に、お婆ちゃんが現れます。下界から隔離されたような田舎の村で暮らすお婆ちゃんは、圭の様子を見て、自分の家に招き入れ、自分の孫が訪ねてきたと村の人々に話し、匿ってくれます。
警察の手も及ばないので、安心して、亜人としての可能性を色々と探って行く圭。その一方、佐藤たちは、ネットで亜人の権利を主張し、国が要求を呑まなければ報復をすると流します。戸崎たちは、亜人対策を練り、佐藤たちを迎え撃つのですが、その圧倒的な力に組み伏せられます。
圭は、村で静かに暮らしていければと思っていたのですが、佐藤の所から逃げてきた中村という亜人が、圭のIBMの影を見つけて、圭を訪ねてきます。圭は、このまま静かに居たいと思い、中村を監禁し、やり過ごすのですが、村の住人が圭が亜人だと言う事に気が付き、警察に通報してしまいます。突然、警察に囲まれ、仕方なく、お婆ちゃんの所を抜け、中村を拾い、村を逃げます。
もう、手が無くなった圭は、佐藤と戦う覚悟を決め、佐藤と戦うにはどうする事が一番なのかを考え、ある行動に出ます。後は、映画を観て下さいね。
既に、原作を読んでいるので、面白いことは解っているし、この2週間限定の劇場版を観に来ている方も、ほとんどは、話を知っている方だと思うので、ストーリーについては、それほど書きません。面白いですよね。私は、いつまでも亜人の謎が全く解けないので、ちょっと、イライラしてきているのですが、ま、それでも、最初よりかは、亜人というか、IBMの解説は出てきましたよね。
原作とちょっと変わっていたのは、お婆ちゃんのところから逃げる所かな。ちょっと原作とは違って、柔らかくなっていました。そうそう、6巻に出ている下村とカイトの少年院での話が組み込まれていましたね。きっと、3作目は、”ファージ安全ビル”での戦いが全編になるんじゃないかな。原作は、”ファージ安全ビル”での戦いが終わったらどうなるんだろう。そこで終わるのかしら。何度も言っているけど、原作が、まだ終わってない作品を映画化するのって、困るのよね。結局、解決しないで終わる訳でしょ。そういうのって、ムカつくのよねぇ。観させておいて、後は、勝手に原作を読んでねって言っているようなものでしょ。ズルいよ。
ま、それでも、観てしまうんですけどね。この亜人は、アニメで動いたらとっても気に行ったんです。IBMの動きが超カッコ良くて、漫画で読んでいるよりも、ずっと迫力が出て、楽しめます。アニメだと、人物の顔が、ちょっとキモいけどね。最近のアニメって、CGで作っているから、どーも、ロボットが動いているみたいな動きで、不自然に見えるんですよね。昔は、アニメーターが動きを確認して、見た目がおかしい時は、現実とは違っていても、ディフォルメして、観やすくしていたと思うんだけど、最近は、そんな事しないんだろうなぁ。首の傾げ方とか、まるで操り人形のような動きで、気持ち悪いです。
私は、面白いので、お薦めしたいけど、これ、映画だけ観ていても、あまり面白さが伝わってこないんじゃないかなぁ。原作を読んで、アニメを観て、劇場版を観ると、良くなっている所と、悪くなっている所が分かるから、それを足して、自分の頭の中で、1本の良い映像を作るって感じが一番面白い観かただと思うんです。だから、もし、気になったら、原作を読んで、映画を観てみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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