「僕だけがいない街」原作とは違うラストなんだと思うけど、演出は上手いと思いました。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「僕だけがいない街」を観てきました。


ストーリーは、

ピザ屋でアルバイトする売れない漫画家・悟は、ある日突然「リバイバル」という特殊な現象に見舞われるように。それは、周囲で悪いことが起きる気配を察すると自動的にその数分前に戻り、事件や事故の原因を取り除くまで何度でも繰り返すというものだった。リバイバルによって大事故を防いだものの自らが大怪我を負った悟は、同僚の愛梨や上京してきた母の看病で回復していく。そんなある日、悟の母が何者かに殺害されリバイバルが起きるが、今回はなぜか数分前ではなく18年前だった。そこは、悟の同級生が被害者となった連続誘拐殺人事件が起きる直前の世界だった。

というお話です。


僕だけが

藤沼悟は、以前から、時間が巻き戻るという現象に遭遇していた。ある日、バイトをしているピザ屋の配達中に、またもそれが襲って来て違和感を感じ、ふと見ると、小学生がトラックに轢かれる場面に遭遇する。直ぐに、時間が戻り、バイク走行中であり、小学生が、まだ道路を渡っていない。小学生を危ない地点から遠ざけ、おかしな動きをするトラックを止めようとするのだが、止める事は出来ず、自分が対向車に轢かれてしまう。

僕だけが

目覚めると、病院のベッドの上で、自分が車に轢かれ、暴走したトラックは、運転手が発作で死んでいた事が分かります。巻き戻り=リバイバルは、小学生を助けた事で解けて、時間は動き出しました。また平穏な日が続くと思い、いつもの通り、ピザ屋のバイトを終え、帰宅すると、悟アパートで悟の母親が刺殺されています。何故、どうしてと思い、直ぐに警察に連絡をし、窓の外を見ると、犯人らしき男が逃げていくのが見えて、直ぐに悟は犯人を追います。


僕だけが

犯人は逃げてしまい、現場から立ち去った悟は、容疑者となってしまいます。警察に追われる中、またもリバイバルが起きて、今度は、悟は、小学校の頃に戻ってしまいます。突然、意識はそのままに、小学生になった悟は、何故、この時代に戻されたのかを探ると、雛月加代が殺される前に戻った事が分かり、雛月を助ける事が、未来の母親を救う事になるのだろうということが分かります。


僕だけが

何故、雛月が殺されたのか、いつ、何処で、誰が殺したのか。彼女を助ける為に、虐待されていた加代を連れ出し、親からは護ったものの、本当は誰が殺したのか分からず、彼女を誰にも見つからないように隠し、守り抜く悟でしたが、その連続殺人で殺された少女は3人。加代以外の子も助けなければと動き出すのですが、犯人の罠にはまり・・・。後は、映画を観て下さいね。

この話、良く出来ているのですが、原作と実写は違うラストなんですね。実は、公開されて直ぐに観たのですが、アニメの方が終わるのを待って、比べてみようと思ったんです。うーん、実写は実写なりの面白さがあって、楽しめたのですが、ちょっと、最後あっけなかったかなと思って、寂しくなりました。ヒーローには、完璧に勝って欲しかった。

僕だけが

そして、映画では、辻褄が合わないと思ったのですが、どうなんでしょう。原作では、悟は、何年も眠っていて目覚めるのですが、映画の悟は、交通事故に合い、病院で目覚めます。だから、ピザ屋に勤めていて、バイク事故に合わないと、病院で目覚めないはずなんです。ピザ屋に勤めていたのなら、愛梨にも会っているはずで、カメラを持つ愛梨に、初めまして的な感じはおかしいなって思ったんですけど、私が、何か、見落としたのかな。好意的に考えて、交通事故は、全くバイトには関係無く起こったと考えるべきなのかしら。うーん、ちょっと残念。

僕だけが

話は、ちょっとツッコんでしまいましたが、出演者は、誰もが上手いので、惹き込まれました。特に、悟の子供の頃をやった少年と加代をやった少女が、あまりにも可愛くて上手いので、末恐ろしいなと思いました。こんなに小さな頃から、こんなに上手くて、可愛い顔していたら、もう、金の卵でしょ。必ずこれから開花するわよね。もー、期待して待っているわ。


僕だけが

私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。ちょっと、辻褄が合わないと思ったところはあったけど、やっぱり、全体がしっかりしているので、面白いです。出演者も上手い方ばかりだし、子供の部分もとても良かったです。私は、ラストだけ、実は原作の方が好きですが、それぞれなのでそれ以上は言いません。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




僕だけがいない街@ぴあ映画生活



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