「スティーブ・ジョブズ」アップルマニアには嬉しい彼の裏の顔が垣間見えるけど・・・。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「スティーブ・ジョブズ」の試写会に連れて行って貰いました。


ストーリーは、

1984年のMacintosh、88年のNeXT Cube、98年のiMacというジョブズの人生の中で最も波乱に満ちていた時期に行なわれた3つの新作発表会にスポットを当て、人々を魅了した伝説のプレゼンテーションの舞台裏を通し、信念を貫き通そうとする姿や、卓越したビジネスセンスを浮かび上がらせていく。さらに娘リサとの確執と和解といったエピソードも盛り込み、ジョブズの素顔を浮き彫りにする。

というお話です。


スティーブ

これ、映画の説明が難しいです。1984年のマッキントッシュの新作発表会、1988年のネクストキューブの新作発表会、そして1998年のiMacの新作発表会のスティーブ・ジョブズを描きながら、彼の一生の物語を描いていくというものです。

何故、説明が難しいというと、場面や場所がそれほど変わる訳では無く、ずーっと、彼の語りによって、回想が流れてきてという更生なんです。それも、回想では、詳しく描いている訳では無く、スティーブの会話の中で時間が経過していくというものなんです。うーん、解って貰えるかなぁ。

スティーブ

最初のマッキントッシュの新作発表会では、まだPCの容量が小さい頃で、「ハロー!」と呼ばせるだけの事に必死で対応しているという場面が出てきます。そういう時代だったんですね。その時代から、娘と元彼女に対しての態度は冷たく、自分は関係無いという態度を崩しません。まぁ、当たり前かな。

スティーブは、学生の頃に、一度寝た女に子供が出来てしまい、彼女は勝手に産んで、スティーブにあなたの子供だと言うんですよね。これ、恐いと思いませんか?ハッキリ言って、女の仕組んだことだと思わずに居られません。子供を作ってしまえば、お金は何処までも出てくるだろうという考えがあっんじゃないのかしら。いやぁ、マジでその後の行動を見ていると、ただ、子供を使ってお金を引き出しているから、恐いっしょ。


スティーブ

男性には分からないかも知れませんが、女には、こういう考えって、必ずあるんです。あの噂の「ゲス極」の話も、本当の事は分かりませんが、好きで結婚したのかしら。子供が出来ちゃったから仕方なく結婚したって事もあるんじゃないの?だから他に好きな人が出来て、親にも紹介したんじゃないの?子供の籍を作る為だけに結婚したなら、結婚の自覚があったのかどうか。こういう女って、マジで居るんです。離婚してくれと言って離婚届けを渡していても、平気で拒否し続ける女。


私の知り合いで、マジでこういう人、結構、居ますもん。数えただけで3人います。1人は、子供が出来たからと結婚を迫って結婚した女。1人は子供を楯に金をせびる女。1人は離婚届けを貰っても2年以上拒否し続ける女。恐いでしょ。いやぁ、これは、ブログでしか書けません。だって、女の方が私の友達だもん。別に、個人の問題だから良いけど、人間として間違っているんじゃないかと思う私でした。だって、そこに愛は無いからねぇ。一応、私も、そんな友人をたしなめる事だってあるんですけど、誰もが、「解ってはいるんだけどねぇ。止められないのよ。」っていうから、恐いよね。男性の方々、気を付けて下さい。

スティーブ

映画の話に戻って、スティーブは、そんな妻と娘との関係を続けながら、次のネクストキューブの発表会に挑みます。娘は素直で、父親に拒否られても、まとわりついていきます。そんな娘に、段々と慣れて行くスティーブ。彼は、娘の事を嫌がっていたのではなく、ただ、接し方が分からなかっただけだと思いました。そして、このネクストキューブの発表の時、スティーブが、アップルを追放されその恨み節のような事を、ジョン・スカリーとやり合います。

スティーブ

最後は、iMacの発表会です。これは、あまりにも衝撃的でしたよね。あんなにキュートなPCがあるのかと思うほど、可愛くて、誰もが欲しくなるデザインでした。あの頃、何処にでも、このiMacが置いてあったような気がします。まして、スケルトンで、美しく、インテリアとしても、その価値を主張していたと思います。娘とも、色々あったけど、関係を改善し、その時に娘のリサに、小さな箱に何千曲も入るような物を作ってやると約束します。それがiPodになる訳です。

スティーブ

そんな3回の発表会を映画にしたのですが、なんか、これ、あまり面白いとは言えませんでした。アップル社や、スティーブのファンなら、この映画を観ながら、彼の経歴が思い出されて、全てが繋がって楽しめるけど、これ1本だけで映画として楽しめるかと言うと、何とも微妙なんですよ。私は、以前のスティーブ・ジョブズの映画で彼の経歴は知っているし、ある程度、彼の事が好きで調べたりしたので楽しめましたが、この映画だけで知ろうと思ったら、訳わかんなかっただろうなぁ。

昔、マッキントッシュの四角い箱が、父親の机の上に現れて、スイッチを入れたら”ハロー!”としゃべった時には、驚いたけど、こんな裏があったんですね。我が家にも来たマッキントッシュだったのに、あまり売れなかったんですね。その後のキューブも、あまり売れなかったそうな・・・。全然知りませんでした。だって、我が家には、父親が新しいものが好きだったからなのか、どれも机に置いてあったので、誰もが、それを買って、楽しんでいたのだと思っていたからです。不思議でした。

スティーブ

この映画、私は、お薦めしたいと思いますが、これ、誰が観ても楽しめるという映画ではありません。スティーブ・ジョブズの歴史を知っていて、彼の人柄に興味がある人にのみ、お薦めしたいと思います。でないと、全く楽しめません。何をやっているのか、理解が出来ないと思います。気を付けて観に行ってください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




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