未体験ゾーンの映画たち「タイム・トゥ・ラン」を観てきました。
ストーリーは、
裏社会のボス、ポープが経営するカジノで働くディーラーのヴォーンは、重い病を抱える娘を救うためポープに借金を依頼するが、断られて口論となり、仕事をクビになってしまう。追いつめられたヴォーンは、同僚の用心棒コックスに誘われ、職場のカジノを狙う現金強奪計画に加担することに。計画は成功したかに思えたが、仲間の裏切りによって逃走経路が断たれてしまう。路線バスをジャックした彼らは、ポープの凶暴な手下たちと特殊部隊SWATの両方から追われるハメになる。
というお話です。
裏社会でカジノを経営するホープ(ロバート・デニーロ)。彼のカジノで働くディーラー・ヴォーンは、病気の娘の手術の為のお金をホープに貸して欲しいと頼むのですが断られます。ヴォーンは、一度、カタギになりたいからとホープの元を去り、また戻ってきたという過去があり、ホープは裏切られたと思っていたんです。そして、今回の事で、ホープはヴォーンをクビにしてしまいます。
そんなヴォーンに、カジノでガードマンをやっているコックスが声をかけ、一緒にカジノの裏金を強奪しようと誘います。お金に困っていたヴォーンは、考えた末にコックスと一緒に強盗をする事に決めます。ホープのカジノに押し入った彼らは、金を強奪し、逃げようとするのですが、カジノのガードマンや、ホープの手下に見つかり、撃ち合いになります。
逃げた彼らは、走って来たバスに押し入り、バスジャックをして逃走を図ります。一般のバスなので、もちろん、警察に追われる事となり、その上、ホープの手下からも追われ、乗客を人質にして、メキシコまで逃げようと計画を練ります。
途中、乗客の中の子供と妊婦だけを解放し、その見返りとして給油を行います。その時に、女性警察官にヴォーンは説得されるのですが、ここで止める訳にはいかないと言って、そのままバスに乗りこみます。ホープの手下から逃げる時に怪我をした仲間の手当をする為に、再度、警察との交渉をするのですが、結局、仲間は死んでしまいます。

強盗犯はヴォーンとコックスだけになってしまい、逃げられないと思ったコックスはキレてしまい、バスの運転手に拳銃を突きつけ、迫ってくるなら撃つと騒ぎ始めます。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
いやぁ、この映画、なんで未体験ゾーンの映画たちでしか上映しないの?こんなに面白いのに、勿体無いなぁと思った私でした。良く出来ていたし、どんでん返しも面白くて、最後、そうくるかぁ~って思いました。今回、そういう映画が多いわね。これ、全国ロードショーでも、観てくれる人居たんじゃないかしら。
カジノ関係の話もしっかり作ってあるし、そこから強盗する話も抜けて無いし、バスジャックに入ってからは、マジで良く出来ていました。ホープとの関係も、良く考えられていたと思います。こんなに深い内容を、良く93分で収めましたね。SWATが突入しようとしたり、ヘリでバスを追ったり、スケールも大きかったですよ。私は、警察の裏で動いているホープの動きが上手いと思いました。うんうん、デニーロを使うほどだから、これくらい、悪どいことをしてくるわよね。
それに対して、ヴォーンは、結構、強盗をしながらも、良い人を貫いていて、こちらも良かったと思います。コックスは、頭悪そうで、面白かったけどね。警察も、一癖も二癖もあったりして、うーん、楽しい。そうそう、ホープの跡継ぎとされている黒人の男が居るんだけど、こいつが、超残酷で、頭が良いのよ。でも、ホープには、ちゃんと従っていて、まるで犬のようでした。こんな手下が居たらいいなぁ。
この映画は、私、超!超!お薦めしたいと思います。これは、誰が観ても、面白いと思うんじゃないかな。A級にはなれないけど、B級の上位ぐらいにはなれそうな気がします。そうそう、コックス役は、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのドラックスをやっていた元WWE王じゃデイヴ・バウティスタさんです。またもおバカな役ですけど。(笑)主演のヴォーンは、悪党に粛清をに出ていたジェフリー・ディーン・モーガンさん。そしてホープにロバート・デニーロです。出演者、良いでしょ。それで、こんなに面白いのに、”未体験”でしか観れないなんて、残念。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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