「ストレイヤーズ・クロニクル」この手の話は沢山あるから、今、この内容はウケないかもねぇ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「ストレイヤーズ・クロニクル」を観てきました。


ストーリーは、

1990年代初頭、極秘実験によって人間の能力を限界まで発達させた子供たち、動物や昆虫の能力を備えた子供たちが生み出される。それから20年後、実験で視覚、視神経、脳伝達速度が発達し異能力者となった昴(岡田将生)とその仲間たちは、特殊能力を得た代わりに精神が崩壊する危険性も抱えることに。そして、その解決の鍵を握る外務副大臣・渡瀬(伊原剛志)のもとで、公にできないさまざまなミッションを遂行していた。そんな中、同じ異能力者である学(染谷将太)が率いる暗殺者集団アゲハが渡瀬をターゲットに定めていて……。

というお話です。


ストレイヤーズ

最初の予告や解説を観た時、これ、ノイタミナの「残響のテロル」といっしょじゃんって思ったんです。まぁ、どっちが先かは知りませんが、同じですよね。遺伝子操作やなんやで子供たちに実験して、出来れば、良い戦士になって貰いたいって感じの話。だって、普通に暮らしていれば、遺伝子操作で、動物の能力や、加速装置などを身に付ける意味がないですもんね。

ストレイヤーズ

バブル期の最後に、政府も絡み、遺伝子操作で異生物の能力を備えた子供たちを産みだす実験と、人間にストレスを与えて、その突然変異で能力を備えた子供たちを産み出す実験を行い、2つの能力を持った子供たちのグループが生まれます。それぞれに育てられ、遺伝子操作のグループは、アゲハと呼ばれ、彼らは、実験施設から逃げ出し、行方が判らなくなっていました。

一方、突然変異で能力を備えた子供たちのグループは、そのリーダー格”昴”を中心に、ある程度の年齢まで施設で過ごし、里親に預けられることとなります。里親の元でそれぞれが静かに暮らしているの訳では無く、昴は、政府の渡瀬の依頼で、何か事件が起こると、それを解決する為に、その力を使い、裏で動いていました。

ストレイヤーズ

彼らは、特殊な生まれ方をした為に、老化が激しく、成人を迎えたくらいまでしか命が持たないと解っているんです。もちろん、生殖能力もありません。彼らは、もっと生きていたいと思っているのですが、その方法は見つからず、アゲハチームは、自分たちを開発した博士の後援会へ向かい、命を長らえる方法を聞き出そうと計画を立てます。

ストレイヤーズ

アゲハチームが集まるという情報を手に入れ、昴のチームも、同じ場所に向かい、アゲハを捕まえようとするのですが、力は遺伝子捜査をされたアゲハチームの方が強く、昴たちは、立ち向かう事が出来ません。結局、逃げられてしまい、彼らが次に狙う先を探し始めます。そして・・・。あとは、映画を観てくださいね。

この映画、原作は人気なのかな?でも、既に、こういう系統の話を何度も観ているので、目新しさも無く、それ程、魅力的な題材ではなかったというのが本音です。折角の瀬々監督作品なのに、ちょっと残念。主演は、岡田くんだし、適役に染谷くんという、素晴らしいキャストを充てているにも関わらず、内容のせいで、あまり興味を持たれないのは、本当に、残念なことです。

ストレイヤーズ

この監督で、このキャストなら、もっと良い作品が作れただろうに、どうしてこの本を選んじゃったのかしら。本としては、文章の作りや読みやすさとか、キャラクターの面白さで人気が出ることはあると思うけど、実写映画にしてしまうと、超能力戦争は、もう古いんです。日本映画だけでなく、ハリウッドでも、たくさん作ってますもんね。

ストレイヤーズ

どーせやるなら、サイボーグ009とか、バビル2世みたいな、もう、絶対にあり得ない設定のものにすれば、一般の人たちだって、興味を持っただろうけど、このままでは、難しいよね。俳優の人気と、有名監督だけでは、人は集まらないので、このストーリーは、難しいと思いました。アクションとかは、ちょっとぎこちない部分はあったものの、良かったのにね。本当に残念です。

ストレイヤーズ

私は、まぁ、お勧めしても良いのかなと思います。また超能力戦争ですかって感じはしますが、アクションは、岡田君がカッコ良かったし、キャストは良かったし、映像も美しいので、そこら辺を見てもらえれば、楽しめると思いますよ。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




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