「カイト/KITE」日本アニメが原作らしいけど、全然知りませんでした。う~ん・・・。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「カイト/KITE」の試写会に連れて行って貰いました。


ストーリーは、

少女たちを性の奴隷として取引することが横行する近未来、幼少時代に両親を殺されたサワ(インディア・アイズリー)は、父の親友だった刑事アカイ(サミュエル・L・ジャクソン)に殺し屋としてノウハウをたたき込まれる。娼婦(しょうふ)に成り済まし、両親の敵である人身売買組織にリベンジを果たすべく男たちを暗殺していくサワと、犯行現場の証拠を隠滅するアカイ。心身共に傷つきながらも、彼女は標的である組織のボスに近づいていくが……。

というお話です。


カイト

社会が崩壊した近未来。ある警察一家が虐殺されるという事件が起きる。唯一生き残った娘サワ。サワは、父親の警察の相棒であったアカイの力を借りて、両親の仇を討つために、復讐を重ねていた。父親は刑事で、子供を人身売買している男・エミールの秘密を知ったからなのか、その男に殺されたらしいんです。サワは、その男に近づくため、エミールの手下に一人づつ近づき、情報を聞き出しては惨殺していきます。

カイト

まだ少女なのに、完璧な殺人をこなすサワ。その身体能力を上げ、精神を安定させる為に、ドラッグのようなものを打っているのですが、その副作用により、記憶が薄れて行くという問題に悩まされています。アカイに、ドラッグを減らすように言われているのですが、悪夢に悩まされ、止める事が出来ません。

カイト

何人も殺し、エミールに近づき、復讐をしようとするのですが、エミールの罠にはまり、捕らわれてしまいます。両親と同じように殺されてしまうのかと思うのですが、逆転し、エミールへの復讐に成功する。復讐を果たしたサワだったが、またも悪夢を見て、両親を殺した男の顔を思い出す。その顔は、エミールの顔では無く、顔の半分が焼け爛れた男であり、アカイに、エミールが犯人じゃなくて他に犯人がいるはずだと話すと、オブリに聞けと言い、去ってしまう。両親殺害の犯人とは、そして復讐は遂げられるのか、後は、映画を観て下さいね。

カイト

うーん、面白く無い訳では無いのですが、今一つ、物足りないというか、この配役なら、どう考えても、最後にコイツが敵になるんだろうっていうのが、何人かのキャストが出てきた時点で想像が付いてしまうんですよ。

日本のアニメを実写にしているので、アニメの動きや展開を期待してしまうと、やっぱり、あのスピーディーさは、無いんです。でも、実写ならではの、生々しさとか、殺人の恐ろしさが、良く描かれているので、アニメのように、簡単に殺人をしてしまうのとは違います。サワは、殺人を犯した後に、とても苦しむし、罪の重さに押し潰されそうになります。これが、本当の人間ですよね。当たり前です。

カイト

アニメだと、一見、簡単そうに行う殺人も、苦労をして行います。最初の場面では、結構、簡単そうだけど、段々と、苦労をし、血を浴びたりして、その生々しさが露わになって行きます。だって、相手は人形じゃないんですもん。人間なんですから。それぞれに、死にたくないという思いがあるんでしょうからね。

内容についてですが、うーん、それほど深い事は無いので、簡単に楽しめば良いのかなと思います。復讐をしていくだけで、その相手が、ハッキリしていないって事だけなんです。映画を観ながら、サワと一緒に、犯人を追って行くという観方をしてください。

カイト

私は、サワの幼馴染であるオブリが好きでした。イケメンですよ。このカラン・マッコーリフは、「華麗なるギャツビー」でレオナルドの若い頃を演じていたんです。イケメン、確定でしょ。主役のサワを演じたインディア・アイズリーも、カワイイですよ。オリヴィア・ハッセーさんの娘だそうで、驚きました。布施明と別れた後の御主人との間の娘さんなのかな。

カイト

ゴメンナサイ。私は、あんまり、この映画、お勧めとは言えません。それほど、楽しめなかったんです。私は、アニメのイメージが多くて、生々しくなった映画に、ちょっと嫌悪感を覚えました。アニメでは軽い殺人でも、実写で殺人を同じように描くと、グロくなるんです。残酷に見えて、ちょっとイヤでした。私、グロい映画でも、全然平気なタイプなんですけど、この映画は、ちょっとイヤでした。でも、少女の活躍が凄いので、もし、気になったら、ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




カイト/KITE@ぴあ映画生活


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