「恋するヴァンパイア」の完成披露試写会に連れて行って貰いました。桐谷さん、顔小さいし、細いし、美しくてビックリ!戸塚さんは初めて観たのですが、結構、頭が大きかったな。でも可愛い顔をしていますね。田辺さんと寧々さんもステキでした。私、田辺さんの”カッコいいイヌ”、気に行って使っています。(笑)
ストーリーは、
パン職人になることを夢見る少女、キイラ(桐谷美玲)。どこから見ても普通の少女だが、その正体はヴァンパイアだった。そのことを隠しながら哲(戸塚祥太)と思いを寄せ合うキイラだったが、両親を亡くして親戚のところへ行くことになる。それから8年後、パン屋のアルバイトとして忙しい毎日を送るキイラは、哲と偶然の再会を果たす。やがてデートを重ねるようになる二人だが、哲に近づくたびにヴァンパイアとしての本能から彼の血が吸いたくなってしまう。人間との恋はかなわないのかと悩む彼女だったが……。
というお話です。
昔昔、上海にパン職人の修行に行った日本人が、ヴァンパイアの村で美しいヴァンパイアと出会い、恋に落ちました。二人は結婚し、パン職人もヴァンパイアになり、人間と共存して行けるように、年を取る薬を開発しました。その一族は、人間と上手く共存し、幸せに暮らしていたのですが、古くから生きているヴァンパイアは、人間との共存をする彼らを嫌い、襲ってきました。
そのパン職人はキイラのお爺ちゃんで、古くからのヴァンパイアは、突然襲ってきてキイラの両親を殺しました。家に居なかったキイラとお爺ちゃんは、日本に住んでいるキイラの母親の妹であるマリアの家に逃げて、そこで暮らすことになります。
キイラは、上海に住んでいる時、哲という男の子と出会うのですが、突然に日本に逃げなくてはならず、別れの挨拶も何もすることが出来ませんでした。それから8年。叔母のやっているパン屋で働くキイラは、ある日、哲を見つけます。哲を好きだったキイラは、思い出して欲しくて、歌のコンテストに参加して欲しいと誘うのですが、気が付いてもらえません。それでもめげずに、哲に歌を歌って欲しいと頼みます。
久しぶりにギターを持ち、歌を歌った哲は、キイラの事も思い出し、付き合う事になります。哲の事を知りたいキイラは、どうして上海から日本に来たのか聞くと、哲のお父さんがヴァンパイアに襲われて死んだために、日本の祖母の家に引き取られたというのです。キイラは、自分が哲のお父さんの敵であるヴァンパイアであることを言えず、内緒にすることに。哲の事が好きで好きでたまらないキイラは、哲とくっつくと、つい、首筋に噛みつきたくなり、抑えるのが大変です。
そんな幸せな生活を送っていたのですが、黒い影がキイラの周りに動き出します。そして・・・。あとは映画を観てくださいね。
とっても可愛いラブストーリーです。話としては、ベタなヴァンパイアものですが、桐谷さんと戸塚くんのかわいさで許してあげてくださいって感じです。ハッキリ言って、まだまだ、二人とも演技はダイコンなのですが、こういうアイドル映画って、そんなものでしょ。
ヴァンパイアが人間と共存する為に、年を取る薬を開発して飲んでいるというところが、面白いと思いました。でも、年は取るけど、能力はそのままなんだろうか。コウモリに変身したり、怪力だったり、色々な能力を持っているようでしたが、年を取る薬によって、その能力も衰えて行くような気がするのは私だけかしら。血も飲んでいないようで、じゃ、何で栄養を取ってるのよって思ったけど、まぁ、そこまでツッコミを入れてしまうと、怒られそうなので、止めておきます。(笑)
上海の古くからのヴァンパイアを、上海の俳優さんが演じているのですが、何故か、その手下というか、関係のヴァンパイアが、韓国俳優なんです。なんか、韓国の俳優が出てくる意味が解らなかったのですが、またも、韓国系のプロモーターに無理強いされたんだろうね。これ、意味の無いキャラクターなんですもん。無駄な俳優が何人か出ていて、それ、必要ないよって、画面に向かって、言ってしまいそうになりました。
お爺さんの役を柄本さん、叔母のマリアを大塚さん、マリアの夫を田辺さんが演じられていて、この3人で、結構、内容が締まって、良くなっていたと思います。この3人が居なかったら、完璧なアイドル映画になっていて、演技も何も、あったもんじゃないって思ったと思います。だから、ギリギリ助かってますよ。
私は、この映画、まぁ、お勧めしても良いかなと思います。ベタなアイドル、ヴァンパイア映画ですが、主演のお二人がキレイだし、周りがしっかりしているので、ダイコンな演技でも、とりあえずは楽しめると思います。あ、でも、戸塚くん、頭デカかったなぁ。桐谷さんと並ぶと、大きさが全然違うのよ。ビックリ。(笑)笑えるところもいくつかあるので、ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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