「チャーリー・モルデカイ」を観てきました。
ストーリーは、
うさんくさいちょびヒゲをたくわえたうんちく好きな美術商チャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)は、イギリスの諜報(ちょうほう)機関MI5に依頼されたゴヤの名画の捜索に乗り出す。屈強な用心棒ジョック(ポール・ベタニー)と共に盗まれた名画の行方を追うが、その絵にはとんでもない財宝の秘密が隠されていることがわかり、マフィアや国際テロリストも絡む大争奪戦となる。
というお話です。
美術品の売買の商売をしているチャーリー・モルデカイは、詐欺がバレたりして、破産寸前。大学の同窓生であるMI5のマートランド警部補からの依頼で、ゴヤの名画が修復中に盗まれ、修復家が殺されたという事件を調べて欲しいと言われ、税金を滞納しているという弱味に付け込まれ、調査をさせられることになってしまう。
チャーリーは、美術品を見る目は確かだが、詐欺まがいの事ばかりで金を稼いでいるので、あまり美術商仲間からは、良く思われていなくて、情報を手に入れるのも一苦労。でも、その頭脳と推理力で、盗まれた絵が、実は、ゴヤの幻の名画「ウェリントン公爵夫人」だという事を突き止め、その絵の裏に、ドイツ軍の隠し預金の番号が書かれている事も突き止める。

それは手に入れなければと思い、チャーリーは、お供のジョックと共に、ゴヤの絵が運ばれたのではないかと思われる場所を探し、その行方を突き止め、手に入れようと画策するのですが、ロシアのマフィアや国際的テロリストなども、同じ絵を追っていて、誰が手に入れるかという攻防戦になります。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
うーん、良くあるコメディって言うか、これ、TVドラマなら、まぁ、許せると思うけど、映画としてやられると、ちょっと悲しくなっちゃいますね。ジョニデだからこそ、許される映画だと思います。ストーリーは、陳腐だし、謎もサスペンスも、全くイケてなくて、参っちゃいました。出演者が豪華だから、それで楽しませてくれていたけど、それ以外は、酷かったなぁ。
感想を書こうと思っても、これ、内容が無いので、マジで書くことが無いんです。少しでも、何か、訴える事があったり、考えさせられる事があれば、それについても書けるんだけど、なーんにも訴える事が無かったんですもん。ま、あえて言うなら、ヒゲには好き嫌いがあるから、誰が生やしても良いというもんでは無いって事くらいかな。

奥さんがヒゲアレルギーなのに、ヒゲを生やすって、どーいうことっ!普通の夫婦なら、キスしたくないから生やしたみたいに思われるんじゃないの?チャーリー夫婦は、仲良さそうだったけど、普通の家庭でやると、問題だろうねぇ。ちなみに、私の主人は、一瞬、ヒゲを生やした時があって、私は、超喜びました。結構タイプだったし、ジョリジョリする感じが好きなのよ。でも、会社に勤めている人は、髭は無理よね。だって、生やしている途中の汚い感じでお客様に会えないでしょ。(笑)
他に、何かあったかなぁ。笑って、そのまま終わってしまったようで、印象に残ってないんですよ。面白かったのは、ジョック役のポール・ペタニーかな。真面目な顔をして、凄い事をやっているジョックというキャラクターが、とっても魅力的でした。チャーリーの執事なのよね。とっても強くて、魅力的で、女性はメロメロになるんです。黒執事のセバスチャンより強いかも知れません。
何やかやで、結構、沢山書いちゃいましたね。私は、この映画、まぁ、お勧めして良いと思います。超くだらないけど、全く考える必要も無く、ただ、大笑いして、吹き出して、終わった時には、何も残らないっていうのも、また、映画ってもんなのかなと思います。笑って、忘れて下さいってことだね。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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