「攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers」を観てきました。
ストーリーは、
501機関から独立したものの、公安9課の荒巻からの誘いを断った草薙素子。そんなある日、何者かがロジコマをハッキング。その後、荒巻からの要請でロジコマをラボに移送する草薙は武装集団から攻撃を受ける。武装集団は、難民虐殺の罪を問われている混成78部隊の元上官ソガ大佐の無実を信じ、特殊軍事モジュールで電子的作戦を断行し、ロジコマを破壊しようとたくらんでいた。
というお話です。

集まってきましたねぇ。公安9課。嬉しいなぁ!段々と攻殻機動隊っぽくなってきました。今回は、ロジコマがハッキングされて、並列化された形跡があり、何の目的でそんなことをされたのかというところから始まっていきます。
今回は、あるAIに騙されて、パンドラの箱を開けようとしてしまう人間の話なのですが、細かい事はネタバレになっちゃうから書かないけど、この話を観ていて、段々と、人間のゴーストと、AIとの違いが判らなくなってきてしまいました。AIだって、意思を持ったら、欲も出てくるだろうし、希望も持つだろうと思うんです。そうしたら、身体を失って、電脳化しちゃった人間と変わらないでしょ。もう、既に、境界が曖昧になってきていると思いました。
電脳になると、人に乗っ取られたり、違う記憶を埋め込まれたり、色々されてしまうんだろうなぁ。生の脳だったら、それほど、簡単に記憶を書き換えるなんて出来ないと思うけど、もし、電脳化されてしまったら、やっぱり、ネットに繋がっている限り、外からのアクセスがあるだろうし、裏をかいて侵入されちゃったら、どうしようもないでしょうね。そうなると、もう、オレオレ詐欺なんてやる必要も無く、電脳に嘘の情報を流して、オンラインで金を振り込ませれば良いだけなんでしょうね。恐ろしいです。
話戻して、荒巻からロジコマを預かった草薙は、邪魔が入らない場所に連れて行き、その中を覗こうと考えているのですが、移動中に、武装部隊に襲われ、ロジコマを壊されそうになる。なんとか回避しようとしているところに、米軍情報部のヴィヴィーが現れ、援護される。ヴィヴィーは、ロジコマに並列化したのは自分で、あるコードをロジコマに隠したので、コードを渡して欲しいと言う。
ヴィヴィーと協力することを約束し、2人は、バトーらが所属するソガ大尉の部隊を倒すべく、動き出す。そして、何故、ソガ大尉は、パンドラの箱(政府管理機密データベース)を開けようとするのかを突き止め、それを止めようと動き出す。
なんか、この話、観て貰わないと、理解して貰えないだろうなぁ。言葉だと、どうしてもネタバレしないと説明が出来ないし、説明しちゃうと、全てのネタがバレてしまうから、無理なんですよ。なんたって、攻殻機動隊だから、解りますよね。もう、オタクっぽく理解していく必要があるから、軽く説明するとかって、ムリなんです。でも、間違いなく面白いし、やっと、公安9課の人たちが集まってきたので、ワクワクしますよ。
絵は、やっと慣れてきたかな。でも、やっぱり、少し違和感は残っています。内容は、公安9課が出来る前の話だから、これまでの作品とは全く別に考えて、このARISEが先にあるのだと思えば、それほど、違和感を感じずに済むと思いました。でも、絵だけは、仕方ないですね。慣れないと・・・。
私は、もちろん、攻殻機動隊ファンの方は、ぜひ観るべきだと思います。私が言う間でも無いとは思いますが。折角の新作なので、本当に楽しみたいですね。また、新しい世界がどんどん広がって行くと思います。もう、次回作が楽しみです。どうなるのかなぁ。楽しみだなぁ。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
・攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers@ぴあ映画生活
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