「オーバードライヴ」実話を元に作られた、麻薬組織に潜入する普通の男のスゴイ話。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「オーバードライヴ」を観てきました。


ストーリーは、

何も知らずに友人から麻薬を手渡されたばかりに、逮捕されてしまった18歳の少年。その父親ジョン(ドウェイン・ジョンソン)は、無実の罪を着せられている息子を少しでも早く刑務所から出所できるようにと検事に掛け合う。そんな彼に検事は、捜査に貢献することで刑期が軽減されるシステムがあることを告げる。ほかに手立てはないと感じたジョンは、息子の減刑と彼が巻き込まれた事件の真相をつかむためにも麻薬組織に潜入することに。やがて、組織の中枢へと近づき、大物密売人と対峙(たいじ)するジョンだが……。

というお話です。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ドライブ

思ったより、私は、楽しく観れました。期待していなかったからかも知れませんが、ロック様(ドウェイン)が、今回は、筋肉を抑えていて、普通の会社の社長役に徹していたので、面白いと思いました。この役だと、彼の筋肉は宝の持ち腐れねっ!(笑)でも、カッコいいから許すけど。

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この映画、アメリカの中にはびこってしまった麻薬というものを、何とか根絶しようと、国を挙げて対応しているということが、結構、良く描かれていて、一度、こういう薬物がはびこってしまうと、本当に大変なのだなぁと言う事をとても感じました。もちろん、巻き込まれて大変な思いをする男の姿を描いているのですが、それだけではなく、国としての考え方や苦労も描いているので、こういうところが上手いなぁと思いました。

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ジョンは、最初の結婚で息子を持ち、別れる時に息子は母親方へ引き取られました。今、新しい家族、妻と娘があり、とても幸せに暮らしています。経営している会社も順調で、何の問題も無かったのですが、ある日、元妻から連絡があり、息子が麻薬所持で捕まったと知らされます。そりゃ、驚くよねぇ。まさか、自分の息子がって思うのと、妻の方で育てていたからどんな生活をしていたのかという不安と、今の家族に迷惑がかかったらどうしようという思いと、色々、頭の中を駆け巡ると思います。自分の手元に居れば、いくらでも責任の取りようがあるけど、離婚した後の子供の事って、本当に、どうして良いのか、悩むだろうと思います。

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でも、ジョンは、自分が息子に出来る事を、父親として、最大限やろうとします。ここら辺、すごくカッコいいよね。まぁ、それまで面倒を観ていなかったというのもあるけど、でも、手元に置けなかったというのは、後悔が残っているでしょう。でも、麻薬取引のスパイをして、麻薬カルテルを潰そうなんて大げさな事は、最初考えていないんです。ちょっとした売人だけを捕まえるおとりになれれば、息子も助かるってことだったのが、段々と大事になって行ってしまうんです。

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あまり詳しくは書けないけど、メキシコとアメリカを行き来して、麻薬を運んでいる大きな麻薬カルテルのボスに気に入られてしまったジョンは、自分の会社所有の大型トラックで、麻薬やお金を運ぶ仕事を引き受けます。これが上手く行けば、カルテルの証拠も手に入れられて、敵を逮捕することが出来るのですが、カルテル側も、もちろん、ジョンを完璧に信用した訳では無いし、結構、ハラハラドキドキの連続なんです。いつものドウェインなら筋肉でエイッとやって終わるんだろうけど、今回は、筋肉に使用禁止なので、常人として行動するのは大変そうでした。

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この作品、私は、結構、お勧めしても良いかなぁって感じでした。筋肉バカのお話では無く、ちゃんと、麻薬に関わる危険とか、恐ろしさを描いていて、ちょっとした事が、自分の一生を左右してしまうのだと言う事を描いていて、面白いと思いました。ぜひ、観てみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ





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