「ヴルヴァリン:SAMURAI」アクションも派手だしマーベル全開って感じ。キ・ン・ニ・ク好き! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「ヴルヴァリン:SAMURAI」3D を観てきました。


ストーリーは、

カナダで人目を避けるように暮らすウルヴァリンことローガン(ヒュー・ジャックマン)は、以前命を救ったことのある日本人実業家・矢志田からの願いで、彼の部下ユキオ(福島リラ)と共に日本へと向かう。不敵なまなざしを向ける矢志田の息子シンゲン(真田広之)に迎えられ、病身の矢志田と再会したローガンは彼から謎めいた言葉を告げられる。ほどなくして亡くなった矢志田の葬儀が執り行われるが、そこをギャングたちが襲撃。ローガンは矢志田の孫娘・マリコ(TAO)を連れ、その混乱から逃げ出すが……。
というお話です。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ウルヴァリン

話としては、どの部分に当たるのかなって思うんだけど、ウルヴァリンが夢で何度もジーンの姿を見て、自分が殺してしまったと罪悪感に苛まれているので、”ファイナルディシジョン”の後なのかなとも思えるんだけど、でも、”2”の湖に呑まれて行方不明になった時の事を言っているのか、良く解りませんでした。でも、エンディング後の映像の展開を見ると、”2”の後なのかなぁとか思っちゃうんだけど、どうなんだろう。それとも、新作の予感かしら。とにかく、皆さん、エンドロールが始まっても、立たないでくださいね。重要な映像が出てきますので。

ジーンを殺してしまった悲しみを振り払うかのように、カナダの山奥で暮らしているウルヴァリン。森のクマさんと仲良しなんだけど、そのクマ友達を苦しませた人間に腹を立て、またも流行りの倍返しをしに行ったところで、日本人のユキオに日本に来るように誘われます。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ウルヴァリン

ウルヴァリンを招いた日本人のヤシダは、超金持ちになっていて、新宿の看板がほとんどヤシダさんの会社の広告になっていました。ありえねー!けどまぁ、許そう。でね、長崎の原爆投下の時にウルヴァリンに助けて貰ったからって、お礼とお別れがしたいってことで、招いたんだけど、なんか胡散臭いのよね。

ヤシダは瀕死の状態で、息子シンゲン(真田さん)が後を継ぐものと思いきや、孫娘のマリコに会社の全てを継がせるという遺言書を書いていて、マリコが継ぐと困る人たちが、マリコを殺そうと大騒ぎします。そのマリコちゃんをウルヴァリンが助けて、なんか彼女とうまく行っちゃうって事なのよ。

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ウルヴァリン

日本に連れてこられたウルヴァリンは、カナダの山から直接連れてきているから、汚くて臭かったんだと思うんだけど、マリコが一目見て、”そんな汚いままお爺さまに合わせないで。”って言ったもんだから大騒ぎ。無理やりお風呂に入れられて、床擦り用のタワシで身体を洗われ、この場面、大笑い出来ると思います。カワイイですよ。

ヤシダが亡くなって、葬式の時にマリコが襲われ、ウルヴァリンが守るんですけど、ここで忍者らしき人が出てきて、こいつもマリコを護っているらしいんです。その忍者がね、日本人じゃないのよ。顔を見ただけで、既に日本人じゃないって解るんだけど、しゃべったら、超日本語が下手で、動きも違和感がバリバリなの。アクションは上手かったのかも知れないけど、酷過ぎませんか?ハリウッドの勘違いは、何度も味わっているけど、またかって思ってしまいました。こいつだけは、気分が悪かったなぁ。

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ウルヴァリン

真田さんの役のシンゲンは、もっと活躍するのかと思いきや、あっと言う間に居なくなってしまいました。もっと重要な役っぽかったのに、残念。もっと出て欲しかったなぁ。面白い役だったから、もっと面白い展開に出来たと思うんだけど、原作がこんな風だったのかしらね。

マリコを襲う集団がいくつかあって、誰が、何の目的でというのが、今一つ、理解に苦しむような設定でした。最終的に、マリコを手に入れる集団も、そんな面倒臭い事しなくても、ストレートにやれば良かったじゃんって思ったのは私だけかしら。ちょっと不思議でした。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ウルヴァリン

その最後の敵が、「アップルシード」に出てきたランドメイトに似たパワードスーツを着ていて、そのスーツが、アダマンチウムで出来ていたんです。そのスーツで、ウルヴァリンと戦うの。ウルヴァリンの爪と同じ素材だから、戦えるでしょ。でも~、なんか、最後の戦いも意味不明でしたねぇ。最初に頼んでおけば、別に、拒否しなかったんじゃないの?変なの~!

文句ばかり書いてしまったけど、面白かったんですよ。面白かったし、笑えたから、違和感があった部分が強調されちゃったんだと思うんです。やっぱり、日本の本当の姿を描いてもらうには、まだ時間がかかるのかも知れないですね。でも、これからは、どんどんハリウッド映画も日本で撮影して欲しい。オリンピックも来ることだし、日本の宣伝をしないと、観光大国になれないもんね。

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ウルヴァリン

私は、お勧めしたい映画です。何も考えないで、楽しめる作品だと思いますよ。あまり訴える事は無いけど、でも、面白いから問題ないでしょ。いつも頭を使っていても、疲れちゃうもんね。

最後に一つだけ、長崎の原爆投下のシーンがあるのですが、結構、衝撃的です。本当は、あんなにキレイじゃなかったはずだし、もっと悲惨だったと思うけど、とりあえずは娯楽映画なので悲惨さはありません。でも、実際に体験した方は、あまり観たくない映像なのではないかと思います。一応、そんなシーンがある事だけは、知っていてくださいね。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ


P.S : ウルヴァリンの事を、ヤシダやマリコは、”クズリ”と呼んでいるんだけど、”クズリくん”と言えば、「ぼのぼの」に出てくる”クズリくん”を思い出しちゃうよね。う○こをプリプリして、まだ終わらないよぉって泣いているクズリくんの姿を思い出し、その名前で呼ぶ度に、ププッと吹いてしまった私でした。

クズリくんと言えば、「ぼのぼの」ですよねぇ。(笑)



ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ウルヴァリン
「クズリくんが終わるのを待つ、ぼのぼの。」




ウルヴァリン:SAMURAI@ぴあ映画生活



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