「タイピスト！」を２度目の鑑賞に行ってきました。フランス映画祭で、すごくハマって、すっごく面白くて、大喜びした映画なのですが、また観たくなって、観に行ってきました。
ストーリーとかは、フランス映画祭で観た時のページを観てくださいね。
「タイピスト！」 http://ameblo.jp/yukigame/entry-11561457494.html
映画祭での感想は、上記のページなのですが、あれから２か月後の、シネコンの座りやすいシートでゆっくり観た感想を、ちょっと書こうかな。
この映画、やっぱり面白いです。面白いだけではなくて、とてもおしゃれで、センスが良いんですよね。レトロな雰囲気で、キュートな主人公というだけなら、他にもたくさんあるのですが、この映画は、ストーリーもしっかりしているし、途中でダラける事もなく、とても良いテンポを保って、最後まで持っていくと言うところが、素晴らしいなと思います。
映画祭で観た時も、”最強のふたり”の次は、この作品だなって思ったけど、思った通りみたいですね。シネコンで観たのですが、既に、公開からしばらく経っていても、満席とは言わないけど、良い席はすべて埋まっていました。このストーリーなら、ロングランもあり得るよなぁと思います。
やっぱり、ファッションがかわいいよなぁ。ワンピースが、どれもレトロで着てみたいと思うようなものばかり。花柄のワンピースも可愛いけど、彼の両親と一緒のパーティーの時に来ている、地味なワンピースも、彼女の白い肌にとっても映えていて、相手のご両親にも派手な女と思われず、選び方がとっても上手いなぁと思いました。そうそう、タイプのフランス大会の前夜の、赤いワンピースは、とってもセクシーで、女の子が、突然、女に変わって、あれは、男性殺しだよなぁと思いました。(笑)
主人公のローズに対して、ルイの友達の妻マリーは、本当に女って感じで、魅力的でしたね。大人の女性という雰囲気もステキでしたけど、妻としての自信と、夫を愛しているという強い感情が、彼女を後押ししているようで、頼りたくなるような女性でした。
この映画は、男性に操られているように見えて、女性が、すべて主導権を持っているんですよね。動いているのは、すべて女性。男性は、まるでハンバーグの付け添えのような物なんです。戦う女性の強さと美しさが全面に出ていて、本当に、女性が観ると、楽しくて、嬉しい作品だと思います。
パンフレットを購入したのですが、これが、超かわいいんですよ。ピンクのタイプライターの形をしていて、これ、映画祭の時にあったら、これに、デボラと監督にサインして欲しかったなぁ。もし、これから観に行く方がいらしたら、ぜひ、パンフレットを見てみてくださいね。本当に、かわいいですから。
この映画、私、またスクリーンに観に行きたくなるほど好きです。観ると元気になる映画って、大切ですよね。元気になって、優しくなれる。人が愛おしく感じられる。そんなステキな映画です。
ぜひ、お時間があったら、観に行ってくださいね。楽しんできてください。
これが、噂のパンフレット画像です。↓
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