「名探偵コナン 絶海の探偵 プライベート・アイ」 を観てきました。
ストーリーは、
海上自衛隊によるイージス艦の体験航海を楽しむため、京都の舞鶴港沖にやってきたコナンたち少年探偵団一同。しかし突然、けたたましい音が鳴り響き、左腕を失った自衛隊員の遺体が見つかる。捜査に乗り出したコナンは、イージス艦にある国のスパイ“X”が紛れ込んでいることを突き止めるも、スパイの魔の手はコナンたちにも忍び寄っていた。
というお話です。

名探偵コナンの劇場版って、本当にシブい題材を持ってきますよね。今年は、イージス艦を舞台に情報を盗もうとするスパイの話です。これ、とっても現実的ですよね。日本って、スパイ大国だって知っていましたか?中国や韓国のスパイが情報を取り放題だそうです。だって、自衛隊員の妻になった中国人女性がすごく多いっていうのですぐ判りますよね。もう、恐ろしいを通り越して、笑っちゃいます。

だから、アメリカが日本に売ってくれたイージス艦も、レベルが2~3位低いものです。当たり前だよね。だって、あっという間に情報が盗まれてしまうんだから。確か、戦闘機も、レベルが低かったんじゃないかな。お笑いですよ。そんな日本の姿を、良く表しているよなぁ。本当に、コナンは、イイトコ突いてきます。
今回は、イージス艦の見学に行ったら、そのイージス艦に自衛官の腕が引っ掛かるところから始まります。もちろん、腕の持ち主も死体で見つかり、何故、何処で死んだのか。何故、そんな事になったのかということをコナンたちが探り始めます。

スパイっぽい人は、結構、簡単に見つけられるんだけど、それ以外の謎の人物が多くて、本当に悪い奴がわからないんです。藤井七海自衛官(声が柴咲コウさん)が、謎で、何をやっている自衛官なんだか判らないの。自衛官かどうかも、良く判らないんです。敵なのか味方なのか、面白い立場の役で、見どころでした。

イージス艦が舞台ということで、この舞台の特性を生かした設定がされていて、色々な細かい細工が、最後に効いてきたりして、内容がうまいなぁって思いました。子供向けのアニメと言いながらも、大人が充分に楽しめる内容になっていて、と言うか、大人の知識がある人の方が楽しめる内容で、人気が続いているのも、こういうところだなって思います。
映画についての内容を書きすぎちゃうと、面白さが半減するので、あんまり書くのを止めておきますね。推理を一つづつ、自分で解いていくのが面白いんですもんね。コナンと一緒に、謎解きを楽しんでください。すごいどんでん返しがあったり、面白いですよ。

なんか、毎回思うんですけど、やっぱり、コナンは、新一に戻れないんですかねぇ。観る度に、待たされているランちゃんが可哀想で。電話で声を聞くだけなんて、本当に辛いよなぁ。この時期までは、全く会えないとかなら、期限が判っているから良いけど、いつまで待っても新一に会えないなんて、ひどすぎるよぉ。何とか、大人になれて、また子供に戻れるような、手塚先生の「メルモちゃん」の青と赤のキャンディみたいのを作って欲しいです。青山先生、なんか、考えて欲しいです。
と言う訳で、もちろん、今回も、私は、お薦めしたい作品に1本です。内容が、とっても面白いので、子供から大人まで、誰が観ても楽しめると思いますよ。
ぜひ、楽しんできて下さいね。
・名探偵コナン 絶海の探偵〈プライベート・アイ〉@ぴあ映画生活