先日、「シャドー・チェイサー」を観てきました。
ストーリーは、
青年実業家のウィル(ヘンリー・カヴィル)は家族と共にバカンスを過ごすため、サンフランシスコからスペインにやって来る。ウィルは、迎えに来た父親(ブルース・ウィリス)と久しぶりに顔を合わせるが、話すことがなく気まずい思いをしていた。次の日、家族とクルーザーに乗り込むウィルだったが、自分が原因で弟(ラフィ・ガヴロン)の恋人(エマ・ハミルトン)にケガをさせてしまう。その場の雰囲気に耐えられなくなったウィルは、買い物に出掛ける。そして戻ってくると、一家全員の姿が消えており……。
という話です。
いやぁ、ブルース・ウィルスが大きく出ていたので、彼が主演っぽいのかなと思っていたら、なんと、あっという間に居なくなってしまい、ええ~みたいな感じでした。まぁ、面白くない訳ではないので、良かったんですけど、ちょっと予想していなかったので、驚きました。(笑)
家族が誘拐され、長男が探すということなのですが、ストーリーは、CIAとモサドが情報の取り合いをしているように見えるんだけど、誰かが裏切って、情報を売ろうとしているんです。最初は、父親が裏切り者で、そのせいで、家族が犠牲になるというように見えるんですけど、そうではなく、ある人がお金の為にやっているんですよねぇ。なんか、ちょっとややこしいけど、まぁ、B級映画ですから、許してください。(笑)
それにしても、今どき、そんなデカイ鞄に情報を入れて歩くって、どういうこと?情報は、チップで隠して運ぶって鉄則でしょ。それとも、ウランとか生物兵器だったのかな?そこら辺が、とってもいい加減で、笑ってしまいました。それに、バンバン人が殺されていくんだけど、誰がどっちの仲間だったのか、何で殺さなくちゃいけなかったのか、訳わかんないんですよねぇ。父親は殺した訳だし、知らない振りをして誰も殺さなければ、誰が裏切っているかなんてバレ無かったと思うんだけど。無駄なことしているように見えました。
息子は、結構、頑張っていて、一般人だったのに、よくそこまでやったねって言ってあげたいかな。普通なら、銃で撃たれたら、のた打ち回って痛がるでしょ。それにカーチェイスなんて、出来ないよねぇ。笑っちゃうけど、まぁ、突っ込まないことにしましょう。(笑)全編、ハラハラするようなアクションサスペンスで、面白いですよ。
主人公の長男ウィルは、青年実業家なんだけど、会社が倒産しちゃうんです。そんな時にこの事件が起きるんだけど、最初に倒産と来たから、この事件も倒産に絡んでいると思うよねぇ。でも、倒産は一切関係ないの。この倒産シチュエーション、要らなかったんじゃないの?まったく内容に関係ないんだもん。倒産したから自由な時間があったってこと?不思議~。
ま、そんなこんなもありますが、映画としては、B級バリバリで、楽しめたかな。ありがちな映画だし、ツッコミどころも多いけど、下らない映画を観るよりかは、B級と思って笑い倒すために観るには、良いと思います。私は、お薦めとは言えないけど、B級映画で楽しめる人は、観ても良いのではないかなと思います。時間があったら、観てみてくださいね。
・シャドー チェイサー@ぴあ映画生活
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