【BOOK】「猫なんかよんでもこない。」 動物と暮らすことが、人間の内面まで変えていく。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

今日は、朝から講習会で、夜まで缶詰だったので、何も出来ず、ヘトヘトになってしまったので、先日読んだ、感動の漫画について書いちゃいます。


内容は、
ほんとうにあった、猫と男の物語。
ブアイソウな黒猫と暮らすことになった、プロボクサーのオレ。猫なんか大嫌いだったが、ボクシングの夢が断たれたあと、オレを頼ってくれたのは、このちっぽけな猫だけだった……。ブキヨウさにニヤニヤ、ゆるゆるなごんで、最後にホロリ。深くしみいる、大人の実録猫マンガ。
というお話です。


杉作さんの漫画、初めて読んだのですが、すごく温かいマンガなんですね。猫に対する愛情が溢れていて、もう、なんか、読んでいるだけでしあわせになります。そして、自分も動物と暮らしていて良かったという思いになりました。最初は、面倒臭いなぁって思っていて、迷惑に思っているんだけど、彼らの仕草や、頼ってくる姿を見ていると、段々と母性らしきものが芽生え、面倒を見ずにいられなくなるんです。これ、誰もがペットを飼った最初に感じる事じゃないかしら。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-猫

そして、自分の子供達(猫)が外で何をしているか気になったり、子供達(猫)の友達はどんな子なんだろうと思ったり、どこまでも気になってしまう。自分の周りに姿が見えなくなると、心配になってしまう。本当に、自分の子供なんですよ。いや、自分の一部なんです。そんな事が描かれていて、既に何度も読み返してしまいました。いつも枕元に置いて、寝る前に読んでいます。だって、このマンガ読んで寝ると、気持ちよく寝れるんですもん。


マンガの中で、主人公がオスの飼い猫クロちゃんの虚勢手術をするかどうか悩む場面があるのですが、彼が悩む姿、すごく解るなって思いました。オスとして生まれたのに、大切なオチンチンを切ってしまったら、もうオスでは無くなってしまうし、それが彼にとって最良のことなのかと思うと、決断出来ない。でも、そのままなら、怪我をしたり、病気になる確率が格段に高くなる。男として精一杯生きるか、飼い猫として静かに長生きするのか、どちらが彼らにとって幸せなんでしょう。人間の手によって変わってしまう猫の人生、だけど野良猫がしあわせかと言うと、そうでもないような気がするし、話が出来たら、どちらが良いのか聞けるのに・・・。


人間と暮らしていく為に、自分達の生活を変えてくれた動物たち。本当に感謝したいと思っています。だから、出来る事はしてあげたい。最後の最後まで。そんな気持ちを、感じさせてくれるマンガです。すごく面白いし、感動するので、お薦めですよ。ぜひ、読んでみてください。カメ



明日こそ、何か映画に行けると思うんだけど、待っててくださいね。


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