今日は、待ちに待った「ダークナイト ライジング」のプレミア試写会でした。銃乱射事件の為に、舞台挨拶などのイベントは自粛とされましたが、何人もの方が亡くなっているので、当たり前の対応だと思います。ご冥福をお祈りいたします。でも、映画の内容には関係ありません。映画とは切り離してくださいね。
ストーリーは、
ジョーカーがゴッサム・シティを襲撃するものの、ダークナイトが死闘を繰り広げ彼を撃破してから8年後。再びゴッサム・シティの破壊をもくろむベイン(トム・ハーディ)が現われる。ベインは、影の同盟から破門された男らしい。再び、ラーズ・アル・グールの影がウェインを悩ますことに。そして、ベインの真の目的とは何なのか。
もう、観終わった後、言葉が出ませんでした。燃え尽きた・・・と言う言葉が一番最適だと思います。久しぶりに、完璧な映画を観せて頂いたという感覚でした。抜け目が無く、すべてが、最後に向かってすごい勢いで走っているような、そんな感じです。前の2作からの繋がった話や人物も、すべて盛り込み、一体、どんなプロットを、この監督は作っているのだろうと驚くほどです。あまりにも、すべてが繋がっていて、完璧なんです。

これは、世界が大騒ぎになるはずです。面白い、その言葉以外に何があるんでしょう。2時間50分近くありますが、まったく目が離せません。すべてが脳に焼きつきます。素晴らしいです。宣伝なんていらないんじゃないかな。だって、観た人は、皆、引き込まれてしまうから、そのクチコミだけで、すごいことになると思いますよ。
話は、「ダークナイト」から8年後。ウェインは、引きこもりになっていて、暗ーいオッサンになっています。どう見ても、バットマンだったなんて思えないような、そんな状態で、どうなっちゃってるんだろうって、心配になります。もちろん、アルフレッドは、ちゃんと面倒見てくれてますよ。ウェイン財団も、景気が悪くて、なんか、調子悪そうって感じなの。そんな最低の場所から始まるこの作品。それが序章です。そこから、ガンガン行きますよぉ~!!
あまりにもすごい作品なので、内容について書いちゃうと、ネタバレになってしまうので、辞めておきますね。でないと、これから観る方に申し訳無いですから。でも、安心して、ワクワク、ドキドキして行って下さい。絶対、あなたの期待を裏切りません。
バットモービル、すごい進化してましたよ。キュッと曲がれるようになってます。タイヤがすごいことに・・・。そして、今度のメカは、空を飛びます。ちょっと、お腹の辺りが、”カブトムシ”的にワラワラしていて、ひっくり返るとキモいんですけど、でも、すごいの。今回は、メカも見どころですよ。
そして、最後に、この映画、”核”の脅威も描いています。日本は、”核”というものが、いかに恐ろしいものかという事を、震災で身を持って実感していると思います。核を使って、クリーンなエネルギーを作るという事が出てくるのですが、”核”でクリーンなんてありえないでしょ。一つ間違えば、恐ろしい兵器になるんですから。今、日本は、エネルギーが無くて、仕方なく”核”を起動しなければならなくなっていますが、まず、日本の周りにある資源を使えるように動いて欲しい。そして、”核”を廃絶出来る様に、努力しなければ未来は見えません。この映画を観て、新たに、そういう思いが強くなりました。早く、メタンハイドレードを掘ってよ。石油は必ず枯渇するんだから、新しいものを探さなければ。日本には、バットマンが居ません。だからこそ、国民が声を上げて、エネルギーの事を訴えなければ。皆さんも、この映画で、一度、考えてみてください。
素晴らしい映画です。28日から公開です。ぜひぜひ、映画館で神話を体験してきてください。出来たら、「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」を観て、脳に記憶しておいてください。そして、この映画も、1場面も1動作も見逃さずに観ていてください。すべて繋がっています。何故輸血するのか、何故死体があるのか、何故、何故というものが、最初の方に沢山出てきますが、忘れずに、頭に残して置いてください。すべてが最後に繋がります。いやぁ、マジで素晴らしいプロットです。
私は、超超、お薦めします。銃を使う場面などもありますが、子供から大人まで、観ても良い作品だと思います。殺人も、無意味に惨殺している訳ではなく、意味があります。脳を目一杯使って、楽しんできて下さい。ぜひ、観るべき作品です。楽しんできてくださいね。
・ダークナイト ライジング@ぴあ映画生活
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