公開して直ぐに、「MIB3」を観に行ってきました。公開日に行きたかったんだけど、金曜日に公開だったんですね。土曜に予約を入れたら、金曜からやっていると聞き、あららって感じでした。(笑)
ストーリーは、
秘密組織MIB所属のエージェントJ(ウィル・スミス)とK(トミー・リー・ジョーンズ)は、日々異星人の取り締まり追われていた。長年コンビとしてやってきた2人だが、Kの単独捜査をいぶかしんだJは直接そのことを彼に問いただす。だが、本人は全然聞く耳を持たず何の情報提供もしてくれない。次の日、本部でJはKを捜していたが40年以上も前に死亡していたと聞き……。
というお話です。
相変わらず、楽しさは変わりません。面白いです。ウィルの早いテンポとトミーさんのどっしりした安定感は、観ているこちらも、安心できます。ドキドキハラハラは、もちろんありましたよ。それと、出てくるキャラクターの憎めない愛らしさがなんとも言えないですね。グログロしてるんだけど、なんだか、かわいいの。
ハッキリ言って、今回の話は、タイムパラドックスが起きてもいいはずなんだけど、まぁ、そこら辺のSFの定義は捨てて観るしかないですね。どう考えても、過去の人間と絡んでしまったら、未来が変わってしまうはずなんだけど、何故か、とっても上手くまとまってしまうんだよねぇ。どうしても、SF好きな私としては、目を瞑ろうと思っても、どうしても考えてしまうのよねぇ。
もう一つ残念なのは、毎回、モンスターエイリアンたちが、結構、可愛かったりするんだけど、今回の敵は、全然かわいくなくて寂しかったな。もうちょっと、かわいいエイリアンを出して欲しかった。ところどころに、グロかわいい魚とかは出てきてたんだけど、主人公たちに絡んでくるエイリアンが、あんまり多くなくて、顔は、ほとんどが人間型なんですよね。もっと、エイリアンらしいエイリアンが欲しかったのよぉ。
エージェントKの若い頃をやった、ジョシュ、とってもトミーさんに似ているの。驚くほど上手くて、ちょっとした横顔とかが、トミーにそっくり。上手く作ったもんだなぁって感心してしまいました。ジョシュ、すごいです。上手いよねぇ。そして、カッコイイ。エージェントJなんて、やられっぱなしよ。笑えます。
そういえば、世界を5次元だかで見ているっていうエイリアンが出てきて、色々な可能性の未来を見ているんだけど、こういうエイリアンが居たら、すごく良いでしょうね。いままでにない、エイリアンです。私のお気に入りかな。ぜひ、このエイリアンに注目してくださいね。人間型です。ある星の最後の生き残りで、地球で生活しているんだけど、大人しくて、優しそうなの。どうして、MIBは、このエイリアンを協力者として、地球を守ろうとしないのかな。彼に、一番良い選択を教えても貰って、それを実行するようにすれば良いんだから、まったく問題が起きなくなるじゃんって思うのは、私だけなのだろうか。
観ていて、ちょっと疑問に思ったことがいくつかあったのですが、ネタバレになるので書けないなぁ。Kが、自分の家で銃を持ち出して打つと、時空が変わって、未来が変わってしまうんだけど、どうしてKがそんな事をしたのか、解らないの。何もしなくても、過去を変えたら、未来は変わってしまうんだから、Kがそこで時空を変えなくても良かったはずなのになぁ。不思議でした。
ほかにも、ストーリー的に、それどうなの?っていうところもありましたが、まぁ、「MIB」だから、文句を言うのは辞めましょう。頭を使わず、笑って楽しむ映画だからと思って、大笑いしてください。最後にちょっと、うるうるするような、感動的な場面がありますが、そこは、ぜひ、うるうるしてくださいね。
この映画h、私は、お薦めしたいと思います。子供から大人まで、頭をバカにして、楽しめる映画なので、ぜひ楽しんでください。私は、2Dで観たのですが、3Dでも面白いかも知れません。不思議なんだけど、映画館でエグゼクティブシートで観たいと思って調べたら、2D版しか、大きいスクリーンでやっていなくて、3Dは、小さくてエグゼクティブシートが無いスクリーンでしかやってなかったの。普通なら、3Dを、大きなスクリーンでやりそうだけど、今回、2Dの方が人気が出ると思ったのかしら。ということは、2Dでも充分だということなんじゃないのかな。まぁ、どちらでも楽しいので、観てみてください。
・メン・イン・ブラック3@ぴあ映画生活
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