「最後から二番目の恋」 最終回でしたね~。すごく良かったぁ~! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今日は、映画に行かずに、「最後から二番目の恋」の最終回を楽しみにしていました。


最後から二回目くらいに、ラストは、ちょっと予想が出来ていたのですが、それでも良かったな。ストーリーは、それほど、すごい凝っているものではないけど、中心になっている人物たちの年齢が高いのと、会話の上手さが、ストーリーのマンネリ感をふっ飛ばしてくれていて、本当に楽しめました。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-最後から


やっぱり、中井さんとキョンキョンの掛け合いは最高ですね。でも、実際に、波長の合う人と話していると、あんな風になっていますよね。私は、主人ともそうだし、会社でも、一緒にやっている人とは、あんな感じです。言いたいことを言い合って、ケンカの様に見えるけど、でも、それはじゃれているだけで、相手を理解しているからこそ、安心して出来るんです。それって、ステキなことだよね。


私、今の主人は2番目の夫です。若い頃に、一度、結婚していました。ま、よく言うバツイチです。今思うと、最初の夫とは、このドラマのような会話が出来なかったなって思うんです。もちろん、若かった事もあるんだけど、でも、何でも言い合えるほどの信頼が出来ていなかったんだと思う。こんな事言っても大丈夫っていう、確信が無かったんだと思うんです。だから、恐くて、言えなかったんだよね。


若い頃って、まだ人の事も解らないし自分も未熟だから、この人には、どこまで話したら良いのかが見抜けないんです。そして、これだけは言ってはイケないという事も良く解っていなかったんですよね。だから些細な事で、仲互いしてしまったりが、多いと思う。でも、年齢を重ねていくと、言葉の掛け合いの”按排(あんばい)”が解ってきて、楽しい会話が出来るようになっていくんです。それは、人間の成長なんでしょうね。ステキな歴史を刻んできたからこそ、たくさんの人と関われるし、その関わり方も覚えていく。やっぱり、人間って、年齢を重ねるのはステキです。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-最後から2


このドラマは、結構、これから年齢を重ねていくことを恐れている女性にとって、すごく力になるドラマだったと思います。そして、年齢を重ねることってイイなって思えるように、変化したんじゃないかな。私も、今までの自分の歴史を大切に思えてきたし、誇らしく思っています。誰もが、それぞれ、自分の歴史を誇らしく思っていいんじゃないかな。失敗したり、人を傷つけたりしても、でも、それも、自分の財産だもんね。


失敗したら、次回は同じことをやらないように気をつけたり、人に嫌な事をしないように気をつけたり、それって、一度、失敗してみないと解らないことじゃないですか。失敗を知らない奴より、失敗して学習した奴の方が、素晴らしいに決まっている。挫折をした人間の方が、その苦しさを知っているから、挫折を知らない人間より、戦いに強くなるに決まっている。経験は多ければ多いほど、自分の財産になっていく。若い人は、恐がらないで、どんどん失敗した方が良いですよ。もちろん、私は今も失敗ばかりです。(笑)


歴史を重ねること、年齢を重ねることって、人間にとって恐いことではないですよね。もちろん、女性は、いつまでも若く美しく在りたいとは思うけど、でも、それと、精神的に成長しないのとは違います。見た目は美しく、精神は成長した大人でないと、ただのイタい女になっちゃいますよね。年齢を重ねているくせに、子供のような考え方では、無駄な大人にしか見られません。自分の欲望のみを優先するような、今の政治家や官僚たち、無駄です。(笑)


一つのドラマで、随分書いてしまいました。また、こんな風な、ステキなドラマが観たいな。カメ