今日は、「桜蘭高校ホスト部」を観てきました。
ストーリーは、
日本有数の名門校「桜蘭学院高校」に通う、たった一人の庶民特待生藤岡ハルヒ(川口春奈)。ひょんなことから男子と偽って“ホスト部”に入部したハルヒは、部長の環(山本裕典)に対してひそかに恋心を抱くように。そんなある日、シンガポールよりお嬢様ミシェル(篠田麻里子)が留学生として学園に来る。ミシェルと環は急速に接近し、ホスト部内に亀裂が走るが……。
というお話です。

私は、TVドラマを観ていたので、バカバカしいという事を知っていたし、人間関係も判っていたので楽しめましたが、話を全く知らない人が、青春ラブストーリーと勘違いして観に行くと、足をすくわれると思います。私が映画館で観ている間にも、2組以上が途中で出て行きました。知らないで観に来たんでしょうね。(笑)ですから、間違っても、ラブストーリーなどを期待して観に行かないでください。

だけど、知っている人には、楽しめますよぉ。あのバカバカしさ加減は、日本からブラジルに突き抜けてしまうほどです。私は、大好きなんだけど、映画でやる必要があったのかと言われると、ちょっと疑問ですね。スペシャルで良かったのではないかと。このアホさ加減が好きな人って、ちょっと引きこもりタイプの人の方が多いんじゃないかな。映画館にまで、わざわざ観に行く人って、少ないと思う。どちらかと言うと、DVDを待っていて購入する人の方が多いんじゃないかしら。

相変わらず、環は、ホスト部は家族という設定を続けていて、ハルヒにトキめいている自分を解っているんだかどーだかって感じで、アホな行動をしています。今回は、桜蘭祭=文化祭みたいなもん、が開催されて、そこにシンガポールからの留学生が来るって話しなんです。またも、すごいお金持ちパワーで、おバカな話を展開していますが、それがイヤミにならないところが、このドラマの良いところですよねぇ。笑えました。

なんとも、感想を書きたくても、内容が無い(笑)ので、書きにくいなぁ。マジで、娯楽作品なので、内容が無いんですよ。でも、ちゃんと笑えるし、癒されるし、力が抜けるので、仕事や生活などでイライラしていたり、悩みがある人には、一時でも、脳が弛緩されて、気持ちよくなります。いつも、考えてばかりの映画ではなくて、まったく考える必要の無い映画も、たまには良いのでは?
私は、とても楽しめました。ちょっと仕事で脳が疲れていたので、そのリハビリには持ってこいの作品です。でも、それは、ある程度、このドラマの内容を知っている人に限ります。まったく知らない人は、途中で出て行くことになりかねないので、辞めた方が良いかも。ドラマを観ていなかった人は、原作マンガを読んでから行った方が良いかもです。ちなみに、私は原作を読んでいませんが・・・。でも、TVドラマは観ていましたよ。

これ、映画じゃなくて、ドラマで、またやらないかな。スペシャルとかで良いので、やって欲しいです。出演者が、段々、忙しくなってしまって難しいかもしれないけど、このおバカな雰囲気のドラマ、もっと観たいんですよね。以前も書いたけど、私、鳳役の大東くんがお気に入りなんですよ。この役、ピッタリなのよぉ。
この映画の成績とは関係なく、ぜひ、ドラマを、またやって欲しいです。期待しています。
・桜蘭高校ホスト部@ぴあ映画生活

桜蘭高校ホスト部 - goo 映画