今日は、「セットアップ」の試写会に行ってきました。
スミマセン、まず、ちょっと文句言って良いですか?鈴木奈々さんという方が要らして、イベントがあったのですが、酷かった・・・。声が超音波で、映画を観る前に頭が痛くなってしまいました。スタックの方、マイクの音を小さくしないと、みんな引いていましたよ。キンキン声で、マイクにビッタリ口をつけて、大きな声で喋られたら、そりゃ、映画を観に来た人間は、なんなんだよって怒りますよ。イベントに慣れていないタレントさんだとは思いますが、もう少し打ち合わせをしないと。確かに見た目は、とっても可愛いんですけどねぇ。同じように、ダイヤモントを身につけたイベントを、先日、「TIME」で、篠田麻里子さんがやってくださったのですが、オーラが天と地でした。やっぱりマリ子様、美しくて上品なんですね。ダイヤモンドと同じように輝いていたもん。今日は、ダイヤモンドの光が眩しすぎて、とてもアンバランスでした。酷評して、鈴木さんには申し訳ないけど、でも、もう少し、配給会社が考えないと、バランスが悪すぎます。これじゃ、タレントさんもかわいそうですよ。

ストーリーは、
サニー(カーティス・“50 Cent”・ジャクソン)、ビンス(ライアン・フィリップ)、デイブ(ブレット・グランスタッフ)は長年の親友同士だった。幼いころから兄弟同然に育った彼らは、ある日、500万ドル相当のダイヤモンドを乗せた車を襲撃。見事強奪に成功するが、ビンスが無抵抗の配達人を殺害。そしてダイヤの受け渡し場所にたどり着くが、いきなりビンスが二人を裏切り、拳銃で撃ち、ダイヤを持って逃走する。撃たれた二人の運命は・・・。
というお話です。
まず、ブルース・ウィルスがチラシの真ん中に陣取っているのはおかしいです。だって、幼馴染3人の話で、たまたま、その3人に関わっただけのギャングのボスなんだもん。出てくるのも、ほんの少しだけなのよ。それなのに、真ん中に居るって、おかしいでしょ。主役は、黒人のカーティスなんですもん。
3人の幼馴染が強盗して、その内一人が裏切るって、結構、映画ではあることだよね。でも、現実で裏切り者って、やっぱり許せない。もし裏切るしかない状況なら、理由を言うか、もし言えない訳があるとしたら、裏切らせてもらうけどスミマセンって言って欲しい。本当の友達なら、理由を無理やり聞こうとしないし、ある程度は譲歩出来るもん。幼馴染って言うなら、そのくらいの絆は持っていて欲しいなぁ。
それにしても、内容がちょっとまとまっていないんですよ。何が言いたかったのか、良く解りませんでした。やっぱり、映画って、何か訴えることがあって欲しいんだけど、この映画には、それが見えなかったんだよね。裏社会のボスがいたり、ロシアのマフィアが出てきたり、殺し屋が出てきたり、たくさん出てくるんだけど、なんか繋がりが上手く出来てないんですよね。これだけ人物が出てくるんだから、もっと上手く、人々が絡まっていて欲しいのよ。ちょっと残念でした。
この映画、面白く無い訳ではないのですが、どーも、観た後に、何も残らないのが悲しいです。一応、追いかけっこしたりして、アクションはあるのですが、ダイハードやMIPみたいな、見どころとなるアクションシーンがある訳ではないし、中途半端な雰囲気があるんです。そんな感じなので、あまり感想も出てきません。ゴメンナサイ。
だから、ゴメンナサイ。あまりお薦めは出来ません。面白く無い訳ではないけど、でも、ぜひ観に行ってとは言えないんですよねぇ。時間があったら、行ってみてください。
・セットアップ@ぴあ映画生活
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