今日は、「フライトナイト/恐怖の夜」 を観てきました。
ストーリーは、
高校生のチャーリー(アントン・イェルチン)は、母親(トニ・コレット)とラスベガス郊外の街で平和に暮らしていた。ところがある日、彼らの家の隣にジェリー(コリン・ファレル)が引っ越してきてから、失踪(しっそう)者の数が増え始める。チャーリーの友人エド(クリストファー・ミンツ=プラッセ)は、ジェリーがヴァンパイアだと主張し……。
というお話です。

昔の映画のリメイクです。TVとかで観たような気がするんですが、良く覚えていないんですよねぇ。なんか、ホラーがすごく流行った時期があって、たくさん観たと思うんですけど、どれがどれだか分かんなくなっちゃって、思い出せないんです。と言う訳で、前作と比べることは出来ません。
うう~ん、どうですかねぇ。典型的なヴァンパイアものと言ってしまえば、それまでなんですが、普通と違うのは、ヴァンパイアが、あのコリン・ファレルで、マッチョで太眉だということです。確かに、ヴァンパイアは、超人的な力があるけど、身体がマッチョである必要は無いんですよ。普通は、昼に寝ているから、そんなに元気そうなのおかしいじゃん。それとも、昼間は地下においてあるマシンで鍛えているのかしら。
血を吸う時は、化け物に変身するんですよ。キバも出て、ああー、ヴァンパイアなんだって思うけど、やっぱり、普段は、どう見てもマッチョな猛獣ハンターみたいで、笑ってしまいます。私なんて、ヴァンパイアって判ったとたんに、大笑いしてしまいました。あんた~、その容姿でヴァンパイアって、なんなのよぉ~。(笑)でも、そこで大笑いしているのは、劇場で私だけだったかも。
というか、公開して直ぐのサービスデーなのに、人が全然入っていなくて、10~15人くらいだったんじゃないかなぁ。320人の劇場なのに、酷いでしょ。今の時期にラブストーリーのヴァンパイアものならまだしも、本当のホラーのヴァンパイアものは、ちょっと辛いと思う。あまり寒くなりたくないですよね。ま、私は、笑ったから、ちょっと温かくなったけどね。(笑)
話に関しては、本当に、良くあるヴァンパイアものなので、コメントしようがありません。隣に越して来た人がヴァンパイアで、なんとか退治するって話だから。でも、舞台がラスベガス近くの砂漠にあるホームタウンなんです。で、ラスベガスに行ったりするんですけど、どうせヴァンパイアものをラスベガスでやるなら、ベラッジオの噴水とからむとか、ヴェネチアンのゴンドラを使うとか、ミラージュのホワイトタイガーを映すとか、シーザースパレスのバイキングとか、タワーの上にあるジェットコースターやフリーフォールで追いかけっこするとか、いくらでもあるでしょ~。どうしてラスベガスという立地を使わないのかなぁ。予算が足りなかったのかしら。3Dでやるのを止めて、その予算で、豪華にラスベガスで撮影すれば良かったのにぃ。ああー、ベラッジオに泊りたい・・・。
文句ばかり書きましたが、結構、笑いに行くのは良いと思います。私みたいに、眉太い~とか、マッチョーとか、巨乳を強調する必要あるの~とか、腕挟んだらキレちゃったよぉ~とか、目一杯笑うことを目的に行くのが良いかも知れません。本気で恐くなる人は、寒くなるから辞めた方が良いかも知れません。
どうせ嘘なんだから、マッチョな太眉のヴァンパイアを笑ってください。面白いです。お決まりで、来る来るって思うと、ちゃんと来てくれますから。(笑)3Dで観る必要は無いかもね。2Dで、充分楽しめます。
アントン・イェルチンは、最も美しい100人に選ばれただけあって、とてもかわいくて美しいです。彼がヴァンパイアという方が合っていたと思うよ。(笑)
・フライトナイト/恐怖の夜@ぴあ映画生活
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