今日は、クリスマスプレミア試写会で、「マジック・ツリーハウス」を観てきました。
ストーリーは、
本を読むことが好きで勉強には自信があるが内気な兄ジャックと、人間でも動物でもすぐに友達になれる元気いっぱいの妹アニーは大の仲良し。ある日、いつものように森に遊びに出掛けた2人は、森の中で木の上に乗った不思議な小屋を見つける。何とそれは、好きなときに好きな場所に時空を超えてタイムスリップできる魔法のツリーハウスだった。
というお話です。
子供に人気の物語を映画化したもので、原作者のメアリーさんが、日本版の本の挿絵を気に入られて、日本での映画化が認められたそうです。

お話は、子供にはとっても良いと思いました。やってみなくちゃ判らない。いつも逃げていたのでは何も始まらない。一人だと怖いけど、二人いれば、きっと乗り越えられるっていう、元気が出てくるお話で、閉じこもっていたら損するよ~って言っているようで、ステキだなって思えるお話です。でも、大人には、ちょっと物足りないかもしれませんね。とってもかわいいけど・・・。

声は、とても合っていました。北川さん、初めてだとおっしゃっていましたが、上手いですね。ジャックの声と言われて、まったく違和感がありませんでした。驚いちゃいますよ。顔もキレイで、演技も出来て、声優も出来るなんて、完璧ですね。舞台挨拶では、あまりの美しさにビックリでした。超優しそうな笑顔でしたよ。
愛菜ちゃんも、アニー、かわいかったです。愛菜ちゃんは、そのままアニーに同化していました。真矢みきさんは、美しい魔法使い、さすがに上手かったです。あ、一応、良い魔法使いなので、安心してくださいね。どちらも、そのキャラクターにとても合っていましたよ。こちらも違和感はありませんでした。
本に書かれている世界に飛んで、奇跡を起こすコインを集めるのですが、恐竜の世界、ローマ帝国のお城の世界、滅亡したポンペイの世界は歴史上にあるから判るけど、海賊のいる世界って、ちょっとダメじゃないかなって思いました。だって、いつの時代って無い訳でしょ。海賊は今でもいるし、たとえば、歴史上に残る海賊の名前とかが出てくるなら、歴史の1ページとして考えられるけど、ただ海賊って言われると、とても抽象的で、他の場所とは違い、外れてるなぁって思ったんです。
この映画は、子供と一緒に、ゆっくり楽しむのが良いと思いました。大人だけだと、ちょっと途中で疲れてくるかも。でも、歴史に基づいている部分は、結構、楽しめるんじゃないかな。微妙ですが、私は、親子にお薦めの作品だと思います。ぜひ、お正月に楽しんできて下さい。かわいいですよ。
・マジック・ツリーハウス@ぴあ映画生活
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