今日は、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の試写会に行ってきました。
3・11の震災で、公開が伸びて、9・17にやっと公開になります。待ってたよ~ん。
ストーリーは、
1942年、ロサンゼルス上空で発光する謎の飛行物体25機を空軍のレーダーがとらえる。その後もブエノスアイレスやソウル、ロンドンでも未知の飛行体が目撃されたが、その真相は不明だった。そして2011年、これまで世界各国で確認されたUFO事件を通して人類を監視してきたエイリアンたちがついに侵略を開始し、ロサンゼルスで海兵隊と市街戦を繰り広げる。
というお話です。

いや、もう、ドキュメンタリータッチの映像に、派手な戦闘シーン、本当に、頭を使う必要は一切ありません。マジで、脳は一切使わずに、「もし、エイリアンが攻めてきたら、こんな風になっちゃって、人間は、こんなんされちゃうんですね。」って思って、観ればよい作品です。難しいことは一切無いんだもん。いきなり地球に攻め込まれ、攻撃を受けて、作戦立ててる内に殺られちゃうの。
でも、そこで立ち上がって戦うのが海兵隊なんだよなぁ~。青春!陸海空!!海兵隊の宣伝映画のように、海兵隊が超カッコよく描かれています。これ、マジで軍の宣伝映画じゃないのかしら。これ観ると、本当に、軍に入って、私も戦いたいって思うと思うよ。それくらいカッコいいんです。民間人を命を懸けて助けようとするところに、涙する人もいるんじゃないかな。
地球側の事は、そんな感じなんだけど、エイリアンが、またも、ペタペタくんxウォーリーみたいな感じで、そんなにバランス悪くて、海兵隊と同格に戦えるワケ?!って突っ込みたくなりました。殺そうとすると、またもジェルみたいのが出てくるし、どうしてネタネタするのかしらねぇ。もっとサッパリしたエイリアンいないのかなぁ。毎回、ねっとりしてて、イライラする~!!
こんなエイリアンと海兵隊が戦うのですが、なんだか、どっちも頭が悪くて、もうちょっと作戦を練ってから戦いませんか?って助言したくなるような感じでした。だって、民間人を助けるために、足で現場まで行くってどーよ。まして、敵を感知するセンサーくらい用意してから行こうよ。モヤで敵が見えませんって、見えなきゃセンサーを使えって。あ、またも突っ込みを入れてしまった。こんなツッコミどころが満載ですが、面白いです。残酷に見えるところでも、ツッコミを入れて笑ってください。
私は、エイリアンの動きの鈍さとアホさかげんに、目いっぱい笑っていました。だって、地球侵略しにくるエイリアンが、歩いて敵地に攻め込んでくるって、ありえないでしょ。人間を捕獲するならまだしも、殺すだけが目的なら、焼き払えばいいじゃん。巨神兵に「焼き払えっ!」って指示してよ。こういうチグハグなところが、とっても笑えます。面白いよぉ。でも、迫力は凄いです。いつエイリアンが出て来るか判らないし、まるでバイハザのシューティングをやっているようで、楽しかったです。
アーロン・エッカートが兵隊役って珍しいですよね。でも、カッコ良かったです。トップに立つ者は、彼のように、自分の決定に責任を持つ必要があります。一瞬で判断しなければならない場合でも、たくさんの部下の命を預かっているのだから、たとえ直感で決定をしたとしても、その判断に責任を持ち、間違っていると判ったら、直ぐに引く事。それがトップに立つものの態度というものではないでしょうか。もし、引けなかったら、どんどん部下が死ぬ事になります。それは、人災ですよね。日本の首相も、この作品を観て、上に立つものの心得を学んで欲しいものです。
ミッシェル・ロドリゲスお姉さまが出てますよ。またも、最前線で戦う女性です。かっちょいい~!!どこまでも付いて行きますって言いたくなるような、強い女性でした。大好きです。
この映画、頭を使わないで、エイリアンとの戦いのスリルとアクションを十分に楽しめます。これ、面白いですよ。もし、地球にエイリアンが攻めてきたらこうなるかも知れないって思える、リアルな戦争を体験出来ますよ。私は、エイリアンを観て笑って楽しめたし、間抜けな作戦にも笑えたので、お勧めしたい映画だと思います。
最後に、観た後に考えて欲しいんですけど、「逃げるって、どこに逃げるの?どうやって逃げるの?」。この質問は、観た後だと、誰の事を言っているのか判ると思うんですけど、考えてみてください。これ、笑えますよ。
・世界侵略:ロサンゼルス決戦@ぴあ映画生活

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