今日は、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」 の試写会に行ってきました。
この10年、ずーっとハリーと歩んできた方も多いでしょ。とうとう、彼らの旅も終わるのです。そして、楽しみに待っていた私たちの日々も終わります。これほどに楽しませてくれて、影響を与えてくれた作品は、他に無いと思います。でも、何事にも終わりがあり、そして、また始まりもあります。是非、最後を楽しんでください。
ストーリーは、
ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)たちとヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の間で繰り広げられる最後の戦い。この壮大なクライマックスで魔法界における善と悪の戦いは、本格的な交戦へとエスカレートする。この戦いは今までで最も危険なものであり、もはや誰一人としてその身が安全な者はなかった。しかも、ヴォルデモート卿との最終決戦で最後の犠牲を払うことになるのはハリー。そしてすべての謎が明らかになり、物語はフィナーレを迎える。
というお話です。

もちろん、原作にそった内容で、満足の行くものでした。もちろん、あれだけの長い内容の原作なので、短くなってしまった場面もありますが、全体としては、本当に、感無量でした。私は、最後に拝んでしまいたくなるほど感動だったのですが、その感動は、私だけじゃなく、他の方もそうだったみたいで、試写が終わった時、歓声が上がりました。誰もが、10年間の思いを昇華したのでしょう。素晴らしいです。
PART1を観ていないと、分霊箱をどれだけ壊したのか判らないから、出来れば観てから行って貰った方が良いとは思いますが、ま、観ていなくても、問題ないと思います。残りの分霊箱を探し、すべて壊せばヴォルデモードが倒せるので、3人は、一生懸命探すんだけど、これがまた、大変なんですよね。近くにありそうなんだけど、手に入らないんだよねぇ。もー、イライラするぅ~!!
ドキドキ、ハラハラする場面が続いて、どんどん盛り上がって行きます。そして、たくさんの仲間が倒され、ホグワーツもボロボロに・・・。ウォルデモード軍団に攻められて、必死で応戦するも、強いんですよ。ただ、原作ほど突っ込んで描いてはいません。さすがに、時間が足りないので、不死鳥の騎士団の戦いは、短いです。ここら辺は、原作を読んでいた方が良いかも知れません。どれほど必死で戦って、誰が亡くなったのかが、原作だと良く判りますが、映画では、一瞬なので、悲しんでいる暇がありません。特に、フレッドの悲劇の後に、モリーがベラトリックスに復讐する戦いの場面は、一瞬でした。
割愛した場面もありますが、ハリーとヴォルデモードとの戦いは、じっくり原作にそって描かれていたと思います。ハリーの内面的な苦しみや、悲しみを良く描いていたと思いました。普通に生まれて普通に暮らしたかっただろうハリーが、自分の運命を受け入れて、それに向かっていく姿は、感動です。ダニエルくん、本当にハリーでした。本当に大人になって、運命を受け入れる人間(魔法使い)としての顔をしていたので、良かったですね。
最後の方で、ダンブルドアが出てきてハリーに、「言葉は、人を傷つけることも癒すことも出来るのじゃ。」ってセリフがあって、良いセリフだなって思いました。ちょっとした言葉でも、人を癒せるんですよね。反対に傷つけることも・・・。やっぱり、”ありがとう”とか、”助かりました。”とか、言葉をかけるのって、大切ですよね。気休めの言葉でも、人を癒すことはあるんです。無駄と思っても、一言声を掛け合うと豊かになりますよ。
気がついたことは、ダニエルくんの胸毛が、ちょっとかわいいイメージを崩したなぁって思ったりして・・・。あのかわいいハリーに胸毛がって思ったら、いや~んって思っちゃったの。でも、鍛えてるんでしょうね。身体は鍛えられていて、オオッ、若い男子の身体って思っちゃいました。(笑)ロンの上半身は、ちょっとプヨプヨだったかなぁ。あんまり興味が無くて、見なかったわぁ。DVDでじっくり観察しなきゃ。
そういえば、ハリーの息子のアルバスが、ホグワーツに行く為の荷物の中に、ペットの「フェレット」ちゃんを連れていました~!!あの毛並みは、パスバレーかな。フェレっと連れて行くのね~!!きゃ~!!フェレ愛の人は、必見です。
最後に一つ。分霊箱がホグワーツにあると判って、探しに行く部屋に入ったら、”ガッツいしまっちゅう”らしき虫が見えて、驚いたら、違う虫でした。(笑)
本当に、感動の1作です。今まで観てきた方も、初めて観る方も、楽しめる作品だと思います。すごいアクションとサスペンスなので、ぜひ、楽しんできてください。今回は、2Dで観たので、3Dで観ると、より凄いかも。でも、2Dでも、十分楽しめましたよ。早く観たいでしょ。もう少しですよ。待っててね。
私は、最後ということで、胸が一杯になってしまい、始まりでも涙、最後でも涙涙でした。
・ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2@ぴあ映画生活
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 - goo 映画
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2<日本語吹替版>」の映画詳細、映画館情報はこちら >>