【フランス映画祭】「短編6作品」 すごい作品が有りました。長編にしたら面白そう。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

フランス映画祭、6作目は、「短編6作品」です。

タイトル通り、短編映画が6作品です。


「ロープ」

青年セバスチャンは、見知らぬ男からショーに招待される。小さな劇場に通された何人かの前にその男性と、ある女性が現れる。唖然とした観客を前に、乱暴な扱いを受ける女性を観て、セバスチャンは、ショー終了後に彼女を救い出してしまう。そして・・・。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ロープ1

アニメで描かれた短編で、不思議な雰囲気を醸し出し、静かに話が進んでいきます。不気味で、謎に包まれた女性を、かわいそうだと思い込み、セバスチャンは助けるのですが・・・。人それぞれにルールがあり、自分が良いと思うことが、相手にも良いと思われるかどうかは判らないですよね。面白かったです。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ロープ2


「世界中がジュテーム」

16才のマリオンは、ボーイフレンドから愛の告白のメッセージを携帯で受け取る。早速、彼女は親友のジョセフィーヌにアドバイスを求めるのだが・・・。


ちょっと理解不能でしたが、女の子達が可愛かったです。


「直立不動の男」

数年間、行方をくらましていた男が、故郷の小さな村に戻ってくる。彼の帰郷は、過去に彼が起こした事件を村人に思い起こさせ、村人の敵意を露わにさせる。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-直立

んーん、ちょっと、何が描きたかったのか解らなかったなぁ。突然、お父さんが帰ってきて、お父さんだよって言われても、子供は困っちゃうよなぁ。大人の身勝手さに、ちょっとムカッ!!



「エリーズ」

ブルターニュ地方の海辺でクラスエリーズは、ある日、女性の水死体を発見してしまう。落ち込んでいた彼女の元に、パリの高校に通っていた息子ダミアンが帰ってくる。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-エリーズ

ちょっと,、,眠くなりました。このエリーズという女性が、ショックを受けて、落ち込んでいるところに、息子が帰ってきて、支えが出来た彼女は、ある程度回復したんだけど、また息子が行ってしまうという不安もあり・・・。という不安定な感じがよく出ていました。



「娼婦になっていたかも」

ホームセンターのレジで、ミナはパニック発作に襲われ、ピエールの胸の中に倒れた。少しおかしな女の子とまじめすぎる男。剪定用の大ハサミを持つ女とピアノ教師の不思議な物語。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-娼婦2

これは、結構、面白い展開でした。女性の言っていることが本当なのかウソなのか、見分けがつかず、最後の方までドキドキしました。題名の「娼婦になっていたかも」って、私には、”かも”じゃなくて、ほとんど娼婦に見えましたけど・・・。(笑)


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-娼婦1


「ピアノ調律師」

若いピアニストのアドリアンは、有名コンテストで失敗したショックから、ピアニストではなく、調律師として働いていた。復帰の為に一計を案じ、盲人のふりをして客の私生活に立ち入り楽しんでいるが、ある日、殺人事件の現場に入り込んでしまう。犯人は、目が見えないと思って、招き入れたのだ。そして・・・。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ピアノ2

この短編、本当に面白かったです。短編なのに、こんなに惹きつけられるとは・・・。これ、長編映画にしても、面白いんじゃないかっていうようなお話でしたよ。盲人ということで、たくさんの客が見えないと思って、裸になったり、面白い行動をするんです。想像が膨らむ楽しさもいっぱいです。この監督の、今後の作品を期待しちゃいますね。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ピアノ1


以上6作品ですが、全体的に面白かったですよ。特に、「ピアノ調教師」と「娼婦になっていたかも」が気に入りました。この作品は、ショートショートシアターで、これからやってくれるのではないかと思います。期待してくださいね。カメ




「フランス映画祭 2011」


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