今日は、「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~」を観てきました。
ストーリーは、
北極からロボットの足と謎の青い球体を持ち帰ったのび太。すると、のび太の家の庭に空からロボットの部品が降ってきた。「鏡面世界」を使って巨大ロボット“ザンダクロス”を完成させたドラえもんとのび太だったが、ロボットの持ち主の少女リルルが登場。何と、ザンダクロスとリルルはロボットの星メカトピアからやって来たのだった。
というお話です。

いや~、泣けました・・・。私、年とって涙もろくなったんだろうか・・・。今回は、異星からロボットが攻めてくるというお話なのですが、このロボット達、血も涙もないんですよ。ま、ロボットだから当たり前か・・・。人間を奴隷にする為に攻めてきて、人間を捕獲しようとするんです。それに気が付いたのび太とドラえもん達が、阻止する為に頑張ります。
相変わらず、のび太は、ドラえもんにわがまま言って、困らせるんだけど、どこか憎めないのが、のび太なんだよなぁ。小憎らしいんだけどね。そんなのび太が、ピッポっていう異星人ロボットを必死で助けていくんです。最初は、このピッポくん、人間なんて低い動物は奴隷になるのが当たり前だって思っているんだけど、のび太の優しさに触れて、だんだんと友情とか愛に気が付いていくんです。それが、とっても良いの。途中で、いきなりピッポくんが大泣きするところがあるんだけど、彼の気持ちがとっても解って、涙ぐんでしまいました。ラストじゃないのに、もう、既に途中で泣いていた私・・・。
いつもケンカしているジャイアンとスネオも、地球の危機に立ち上がって、一緒に戦ってくれるし、しずかちゃんも、リルルと一緒に、この戦争を解決する為に、すごい冒険をしてくれます。みんな、友達のため、地球のために、必死で頑張るんだけど、異星人のリルルとピッポには、”人の為に、自分に利益の無いことをする”という事を理解出来ません。どうして治療してくれるのか、なぜ庇ってくれるのか、それは何の得にもならないことなのにどうしてなの?って・・・。人の為に何かするっていう気持ちは、人間のステキな特性で、無くしてはいけない本能です。それを、リルルとピッポは、段々と理解していく過程が、とても良く描かれていて、イイなって思いました。
毎回ですが、ドラえもんを観る度に、感動して、良かったなぁって思います。ちょっと恥ずかしいほど純な話なのですが、でも、そういう気持ちって、大人になっても忘れちゃいけないよね。子供に、お友達と仲良くしなさいって言いながら、母親達は、他人の悪口を言い合っているって、なんとも悲しいと思いませんか?子供に怒られちゃいますよ。完璧とは言わないけど、出来るだけ友達は大切に、そして思いやりも忘れずに生きて行きたいって、またも思ってしまいました。
こういう良い映画を、子供には観せたいですよね。親も一緒に観て、一緒に泣きたいです。子供の頃から、人を思いやる気持ちや、ここって時は必死で頑張るってことを、楽しみながら覚えていくと、大人になった時、ステキな人間になれるかもしれませんよ。
・映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~@ぴあ映画生活
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