「洋菓子店コアンドル」 ケーキは超うまそうだけど、ストーリーは良くありがちです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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先日、「洋菓子店コアンドル」を観てきました。ケーキ


ストーリーは、

8年前、突然スイーツ界から姿を消した十村(江口洋介)は有名店からの誘いを断り続け、伝説のパティシエと呼ばれた腕前を披露することはなかった。一方、鹿児島でケーキ屋の娘として腕を振るっていたなつめ(蒼井優)が恋人を追い掛けて上京し、ひょんなことからスイーツ激戦区の東京で大評判の有名洋菓子店で十村と出会う。

というお話です。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-コアンドル3

このストーリーは、よく少女マンガとかで読んだ事のあるものでした。少し、ひねってあるかなぁと思っていたけど、ストレートでしたね。でも、蒼井優ちゃんや、周りの俳優さんの演技の高さで、随分、レベルが上がっているように思います。同じ話でも、演じている人が上手いと、上質に感じるというのがあるでしょ。そういう映画だと思いました。


最近、パティシエ流行だし、ちょうどバレンタインも重なって、スイーツ映画は盛り上がっているのかな?出てくるケーキは、とっても美味しそうだし、食べてみたい~って思うようなものばかりでした。映画の中で、クリームがゆるいとか、生地が堅いとかっていうセリフがあって、”あぁー、パティシエの方達って、細かい口当たりとか、色々な事を考えてスイーツを作ってくれてるのだな。”ということが解りました。いつもボンヤリ”美味しい~!”って食べてて申し訳ありません。もっと味わって、ありがたがって食べなきゃダメなのかもって思いました。(笑)


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-コアンドル5

主人公のなつめ が東京に出てくるのですが、その理由が、あまりにも短絡的で、ちょっと入り込めませんでした。今どき、ありえないでしょ。まして、別れの言葉に気が付かないという天然のアホさかげんには、ハッキリ言って、引いてしまいました。そんな天然の彼女が、天才パティシエに出会って、バリバリ仕事が出来るようになるって、有りえないでしょ。その天然ボケでは、繊細な味とか、舌触りなど、判らないと思うんだけどなぁ。まぁ、映画だからって言ってしまえば、それまでなんだけど・・・。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-コアンドル2

すごい人気のスイーツ店で、毎朝、ケーキをたくさん作っているんだけど、3人くらいで、そんなに作れるの?なんだか、あんまり実際にケーキを作っているように見えませんでした。ケーキを作る工程って、もっとあるんじゃないかなぁ。まして、種類が多いんだから、ムースとかゼリーとかも作ってるはずなんだけど、一切、見えませんでした。ちょっと、現実離れしてた気がします。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-コアンドル4

出演者の個性は、個々確立していて、結構、楽しめました。それぞれの人物像がしっかりしていて、観ていて、この人、必要ないんじゃないの?って思うような人物が無かったですね。それぞれに、過去があり事情があるということが、伝わってくるんです。そこら辺は、とても丁寧で、良かったですね。特に、加賀さんが演じていた常連客の役、結構、グッときました。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-コアンドル1

この映画は、若い子にはお勧めかな~。年齢が高くなるにつれ、”それ、有りえないでしょ~。”って思うことが出てきてしまい、のめり込んで観るのは難しいかも。でも、スイーツがとても美味しそうで、キレイなので、それを楽しみに観に行くなら、とても良いと思いますよ。カメ


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