今日は、「男たちの挽歌」の試写会に行ってきました。![]()
ストーリーは、
北朝鮮特需部隊出身で韓国に脱北したヒョクとヨンチュン。 ふたりは釜山に根拠地を置く銃器密売組織の一員となって新しい取り引きをするためにタイへ向かう。タイでの初めての取り引きを無事に終えたヒョクはタイ組織のボスに頼んでおいたある件を訊ねるものの、「見つからなかった」という返事に落胆して帰国する。ヒョクがタイのボスに依頼したのは他でもない生き別れになった弟、チョルの行方。あちこち探し回っても相変らず弟チョルの消息はつかめない。そんなある日ヒョクは、自身とヨンチュンの身辺保護官のパク警偉から、チョルがすでに脱北し韓国に入国してハナ院にいるという事実を知らされ、チョルと再会するが…。
というお話です。
もう、四半世紀前の韓国映画のリメイクらしいですね。昔の映画を知らないので、比べられないのですが、初めて観た私には、昭和のヤクザ&ギャング映画?って感じでした。高倉健さんが出てきそうな雰囲気です。これ、今の若い人には、受け入れられ難いんじゃないかしら。でも、年配の方には、人気が出ると思うなぁ。
ストーリーとしても、昭和っぽいので、どうして携帯使っているくせにGPSで居る場所を特定しないの?とか、それだけ銃で打ち合いしてたら警察来るでしょとか、そんな密輸方法じゃX線で直ぐに見つかるよとか、突っ込めば突っ込むほど虚しくなって行きそうなほど、現代の状況から外れている内容でした。
真剣な映画だから、笑っちゃいけないと思うんだけど、どーしてあんたはそんなに役に立たないの?みたいなヤツが居て、もー、イライラしながら、噴出してしまうのを堪えていました。(笑)だって、そこに行ったら撃たれるよっていう場所に、わざわざ行くのよ。撃ってくださいと言わんばかりなの。笑えたよ~。
一応、出てくる人は、イケメンと言われている俳優さんなのかな?あまり私の趣味ではなくて、まして、私、韓国の俳優さんの顔の区別があまりつかず、最初は、出てくる人のどれがどれか判りませんでした。その内、慣れてきて、区別が付きましたけどね。チュ・ジンモさんとソン・スンホンさんは、カッコイイかなって思いました。キム・ガンウさんとチョ・ハンソンさんは、あまり良い役では無かったからなのか、好きになれなかったなぁ。
それにしても、韓国って、今どき、もう少し清潔じゃないですかね。どーも、不潔っぽい感じの街並みで、イヤだったなぁ。観光で行く表の通りとかは、キレイですよね。舞台となる場所も、もう少し、現代の雰囲気を出して欲しかったなぁ。
私は、昭和の時代を懐かしんでこの映画を観に行く方には、お薦め出来ると思います。ちょっと若い人には、あまりにも現実とかけ離れていて、理解し難いかも。でも、韓国のイケメンを観に行くだけなら、ステキな横顔とかが拝めるので、よろしいかと思います。韓国のヤクザ映画を楽しんできて下さい。![]()
・男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW@ぴあ映画生活
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