今日は、「GANTZ 前編」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
就職活動中の大学生・玄野と幼馴染の加藤は、ある日地下鉄で線路上に転落した酔っ払いを助けようとして、電車に轢かれてしまう。次の瞬間、2人は見知らぬマンションの一室にいた。そこには同じように、死んだはずの人々が集められ、リビングの中央にはGANTZ<ガンツ>と呼ばれる謎の大きな黒い球があった。出ることの許されない部屋。そして、謎の球GANTZから、死んだはずの人々に与えられたミッション。それは、“生き残るために星人と戦い、そして殺すこと”だった。自分たちの生活を守るため、何者かも分からぬ異形の星人との戦いを続けていく彼ら。生と死を実感しながらも、その不条理な世界での戦いは苛烈を極めていく……。
というお話です。

とりあえず、前編は、原作どおりに話が進んだような気がします。もちろん、2時間に収めるために、随分、はしょってありますが、基本はそのままだと思います。私の予想どおり、おこりんぼう星人までが前編でした。マンガを読んでいる方は、あそこで一段落つくというのは解りますよね。そうです、あそこで終わるんです。
原作どおりなので、これと言って、内容については文句のつけようがありません。
ただ、田中星人の戦いのところで、”裕三君?””スイカの名産地?”というセリフと連れている鳥が全く無視されていたのが悲しかったです。あそこで笑えるのに~。ま、長くなるから仕方なかったのかも知れないけど、残念でした。でも、おこりんぼう星人との戦いは、短くはされていたけど、あんなもんだよなって納得出来ました。理解できるもん。
映像に関しては、よく出来ていたと思います。ネギ星人は、あんなもんだけど、田中星人は、ロボットじゃなくて、”あの人”にやって欲しかったなぁ。なんか、私、田中星人が気に入っていて、鳥を可愛がっている感じが好きなんですよね~。だから、今回は、本当に残念・・・。そこ掘り下げて欲しかった~!!おこりんぼう星人は、大きくて迫力がありました。CG、すごいですよ。
玄野が、段々と自信を持って、進んで戦いに挑んでいく気持ちの変化は、さすが二ノ宮くん、上手いなぁって思いました。結構、冷酷な内面を持っているところを上手く表現していたと思います。松ケンは、あいかわらず上手いけど、どうしても原作の加藤のイメージが強くて、ちょっと違うかなって思いました。今回の映画の加藤は、原作と違い、暗い面が前面に出ていて、正義感があり暴力を抑えているというより、過去の経験により暴力を恐れているんです。加藤の設定は、原作とは違いますね。岸本ですが、もちろん巨乳ですが、原作より性格は良くなっています。原作ではムカつく女なんだけど、映画では、ま、普通の女の子って感じで、それほどイヤな女ではありません。
西くん役の本郷くん、カッコイイです。今回、私の一番のお気に入りは、本郷くんです。出来れば、パーカーを脱いで、ガンツスーツだけで戦って欲しかったなぁ。パーカー着てると、魅力が半減です。でも、美しい顔はバッチリ見れるので、満足ですけど。西くん役、ピッタリでしたね。
前編には、山田くんが一瞬しか出てきませんが、後編で重要な役なのかな?ルポライターの役って言ってましたが、前編では、その職業も何もわかりません。後編では、結構、キーマンになるんじゃないかなぁ。
ガンツスーツ、カッコいいけど、ちょっと動き難そうだったなぁ。そうそう、巨乳の転送シーン、楽しみにしていましたが、チラシとかにある全裸のシーン以外は、ほとんど見えません。青年雑誌に出ているグラビアよりも大人しいくらいです。マンガだと、結構、衝撃シーンだったので期待したのにな~。子供も観る映画だから、仕方ないか・・・。別に、女性の裸に興味がある訳ではないのですが、どうやって描いているのかなぁって楽しみだったんです。(笑)
何度も言いますが、基本は原作そのままなので、ここがどうとか言えません。今回違うのは、小島さんや鈴木さんが最初から出てることくらいかなぁ。後編は、ほとんどオリジナルになるらしいから、全然変わってくるんだろうけどね。前編を観る限り、後編もとても楽しみです。私は、面白く観せていただきました。
映画上映後に、拍手が起きていました。普段、あまり試写会に来る方とは違う方が多かったようで、盛り上がっていましたよ。

私は、お薦めしたいです。原作を読んでいなくても読んでいても、楽しめると思います。ぜひ、公開したら、観に行ってみてくださいね。

それにしても、原作マンガがある映画は、感想が書きにくいなぁ・・・。
今回、ジャニーズの画像も載せられないし・・・。にゃ~・・・。
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