先日、「GAMER(ゲーマー)」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
2034年、天才クリエイター、キャッスル(マイケル・C・ホール)が開発したオンライン・ゲーム“スレイヤー”では、生身の人間が遠隔操作され、激しい戦闘を繰り広げていた。無実の罪で投獄され、スレイヤーの戦士となったケーブル(ジェラルド・バトラー)は、30回勝ち抜けば釈放という条件にあと1回と迫り、世界中の注目を集めていたが……。
というお話です。
SF好きでゲーム好きな私には、もってこいの作品でした。だって、囚人を使って、シューティングゲームをやるんですよ~!自分の身体を使ってプレーをするんです。コントローラーは無いの。今、既に身体でプレーするゲーム、あるでしょ。あんな感じです。面白そう。やって見たい!!不謹慎なって言われるね。
プレーヤーとアバターとなる人間とのリンクは、脳細胞に操作信号ウィルスのようなものを入れられて、そのウィルスと細胞が結合して操れるというものです。でも、開発者のキャッスルが血液を送信側にすべて入れ替えたって言ってたから、血液の細胞と結合なのか、なんだか、良く解りませんでした。誰か、教えてっ!?ちょっとアバウトだけど、まぁ、そこは目を瞑りましょう。でも、人に操られるのはイヤですよね。だって、ネットおかまが居るように、女性を操作しているオヤジも居る訳で、オヤジに操られるのはイヤだなぁ。

導入部や設定など、とても良く出来ているし、面白いと思いましたが、最後の方で、ちょっと失速しますね。もう少し、毒のある終わり方だと、SFっぽくて、良かったかなと思うんですけど・・・。結構、スッキリめでした。地下組織も、力を持っているのか持っていないのか良く判らない感じで、もう少し描いて欲しかった。面白いんですけど、ちょっと残念感があります。
そういえば、音楽に、またも「ユーリズミックス」のスイートドリームが使われていました。なんだか、先日も、SF映画でスイートドリームがかかっていたので、最近、流行なのかなぁと思ったりして・・・。私、ユーリズミックス、好きなんですよね~。ボーカルのアニーがカッコイイんだよなぁ~。
この作品も古いSF作品へのオマージュがいくつかありました。仮想空間で、アバターの着せ替えをする場面で、”ブレードランナー”の”プリス”のメイクと衣装がありました。一瞬、それに変わりそうになったんだけど、結局他の衣装に・・・。それと、キャッスルが踊る場面があるのですが、その雰囲気が”時計じかけのオレンジ”っぽいです。それ以上は、判りませんでしたが、もっとあるかもよ。

映画としては、面白いと思います。でも、最近のゲームの仕組みというか、ゲームの楽しさを知らないと、あまり共感出来ないかもしれません。それと、シューティングゲームなので、もちろん残酷な場面もあります。それを解って、観に行ってください。私は、お奨めします。ゲームしたくなったよ・・・。残酷な私・・・。
・GAMER@ぴあ映画生活
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