先日、「マチェーテ」を観てきました。
ストーリーは、
すご腕のメキシコ連邦捜査官マチェーテ（ダニー・トレホ）は、正義感の強さがあだとなり、麻薬王トーレス（スティーヴン・セガール）に妻子を惨殺されてしまう。3年後、テキサスに現れたマチェーテは極右の上院議員マクラフリン（ロバート・デ・ニーロ）の暗殺を依頼されるが、わなにはまったことから暗殺犯として追われる身となり……。
というお話です。
この映画、期待しないで観に行ったんですけど、超面白いです。
Ｂ級映画だとは思うんですが、これ、なんでこんなに笑えるのかしら。真剣に殺し合いしてるし、グロいシーンも多々あるのですが、それが笑えるのよ。一つ言うと、人間の腸をロープ代わりに、ダイハードします！！（笑）もー、私、吹き出しましたよ。あまりにもありえねーって感じで。普通、千切れるでしょ～！！ま、そんなおちゃめなシーンが盛りだくさんです。
まず、マチェーテって名前もおかしいし、ごっついオヤジが主演って、すんごいですよね。普通、好んで観に行く映画じゃないと思うけど、でも、このオヤジが凄いんだよなぁ。ダニー・トレホさんが演じてますが、彼はずーっと真顔で、表情が読めないの。怖いんだけど、観ていると、段々お茶目に見えてくるんですよ、このオヤジが。こんなブサイクなオヤジがどうしてこんなにモテるんじゃ～って思うけど、それが段々納得出来てしまうんです。恐いでしょ～、笑えるでしょ～。
なんと、敵役は、スティーブン・セガールです。いつも良い人役なのに、今回極悪です。それに、悪徳政治家が、ロバート・デニーロなの。こんな大物が脇役で、ごついオヤジが主演って、変でしょ～。でもね、大物が脇役を、のびのび楽しく演じているように見えて、良かったです。これ、自分達でも楽しんでやってたと思うよ。特に、デニーロなんて、すごく無様だもん。ありえないけど楽しい。
もちろん、エロエロシーンもありますよ。あの悪い奴の娘役のリンジー・ローハンと母親の二人をマチェーテ一人で相手にするみたいなとことか・・・。ま、これも笑っちゃうんですけどね。
ジェシカちゃんの全裸シャワーシーンもあります。大事なとこは、もち、隠れてますけど・・・。でも、スタイルいいですよね～。肌も綺麗だし、文句の言いようが無い身体です。子供を産んだお母さんとは思えません。素晴らしいです。そして、もう一人、ミシェル・ロドリゲスさん。アバターやバイハザなどでも、強い女性を演じてますが、今度は、本当にカッコイイ！！あの完璧なスタイルで、マシンガン片手に凄まれたら、もう、男どもは、”きゃんきゃん！”って感じで這い蹲るんじゃないかなぁ。私も、”おねーさまー！”って、付いて行きたくなる感じでしたもん。
この映画、あんまり宣伝もしてないし、知らない人も多いかも知れないけど、ぜひぜひ、観るべき映画だと思います。今までの定番を覆す、トンでもないハチャメチャ映画です。Ｂ級だけど、すごく楽しめます。これ、時間が取れたら、また観てもイイなって思っているほどです。ああー、マチェーテフィギュアとか無いのかな～。笑えそうだから、あったら欲しいなぁ。ミシェルおねー様のフィギュアも欲しいっ！
・マチェーテ＠ぴあ映画生活
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