先日、レディースデーに 「SAWザ・ファイナル3D」を観てきました。
ストーリーは、
ジグソウ(トビン・ベル)の発案した殺人ゲームから奇跡的に生還した人々は心に深い傷を負い、救いを求めていた。彼らは自身もゲームの犠牲者であるとともに生存者でもある精神的指導者、ボビー(ショーン・パトリック・フラナリー)のもとに集まってくる。だが、次第にボビーの暗い過去が明らかになってくるにつれ、新たな恐怖が忍び寄る。一方、ホフマン(コスタス・マンディラー)とジル(ベッツィ・ラッセル)は、ジグソウの遺品を巡って争っていた――。
というお話です。
相変わらず、まったく変わりの無いストーリー展開で、3Dにも関わらず、途中で眠くなってしまいました。もう、内臓だされても、ぜんぜん気にならなくなっちゃったし、反対に笑ってしまう状態です。ファイナルなんだから、もうちょっと違う展開が欲しかったなぁ。それか、原点に戻るかね・・・。ま、ある一部は、原点に立ち戻ったけど・・・。
もう、ジグソウは死んでしまって、後継者がゲームを仕掛けているんだから、ちょっと嗜好が変わってもいいんじゃないかなぁ。いっつも、ビチャッって感じで、グログロなんだもん。たまには、レクター博士みたいに、美しい死体に飾ってみるとかさー。”羊たちの沈黙”のラストで、蝶のように空中に羽ばたいている死体、綺麗だったなぁ。最後だったんだから、ちょっと芸術的にしても良かったのでは?タダのグログロ大行進でした。
ジグソウの妻ジルも、もっと深く関わっていて、頭の良い人かと思っていたけど、なんだかあまり頭の良くない普通のおばさんっぽくて、残念・・・。最後に”ゲームオーバー”を言うのは誰っていう触れ込みだったから、本当は奥さんが極悪だったりしたら面白いなぁって思ってたのになぁ。だって、根本的に、男性より女性の方が残酷ですもんね。期待していました。
そうそう、3Dにする必要性が全く感じられませんでした。だって、なにが3Dだったか、良く覚えてないくらいだもん。肉片とかは、確かに飛んできたかもしれないけど、ぜーんぜん飛び出て怖いって感じが無いんですよね。チェーンソーとか、ナイフとかがバリバリ突き出てくるなら面白いのに、ほとんど気にならないほどだったので、眠くなってしまいました。こんなに悲鳴が多い映画なのに、眠くなるって、いったい・・・。(笑)
はっきり言って良いでしょうか。3Dで観る価値無いと思います。でも、3D上映しかないから、仕方ないけど・・・。酷いよね。普通の2Dでやればいいのに・・・。とりあえず、シリーズを全て観ている人は、一応、ファイナルということで、観ても良いのでは?私は、全作観ているので、最後まで見届けないとと思い、行ってきました。決着は着くんですけど、”あ、それなんだ。やっぱり・・・。だって、アマンダも手伝ってたもんね・・・。”って思って、ガックリきました。映画はファイナルだろうけど、悲劇は続くんじゃないかな~って私は思いましたけど・・・。
そういえば、3D映画を観る前の宣伝で、3Dの飛び出しをすごく使ってしまっていると、本編を観る時には、もう眼が3Dに慣れてしまっていて、それほど感動しなくなるんですよねー。ポップコーンの宣伝とか、飛び出しを最大距離にしているから、観る前は良くないと思うなぁ・・・。
・ソウ ザ・ファイナル 3D@ぴあ映画生活

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