【映画祭】「ビューティフルボーイ」(コンペティション)自分の息子が加害者になるなんて・・・ | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

映画祭2日目の1本目は、「ビューティフル・ボーイ」でした。ブーケ1


ストーリーは、

結婚生活に行き詰まりを感じている、ある夫婦の物語。18歳の息子が通う大学で銃乱射事件が起こる。想像を絶する悲劇に直面した夫婦は、情け容赦のないメディアの取材を避け、頼ることができるのはお互いしかいないことに気付いていく。

というお話です。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ボーイ3

この映画を観て、まず、邦画の「悪人」を思い出しました。自分の最愛の息子が銃乱射し、殺人を犯してしまったら…。いつも考えるのは被害者の方だけど、加害者になってしまったら…。

次に、邦画「手紙」も思い出しました。あの映画でも、残された家族が、社会から白い目で見られたりして、苦しみましたよね。同じです。本当に、マスコミの嫌らしさというか、ハイエナのような姿は、見ていて気分が悪くなるほどです。自分達に都合の良い方に、世論を誘導していくマスコミには、本当に気をつけなければと思います。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ボーイ1

とても良い子で、あんなに優しい子なのに…。理解出来ないですよね。自分達の育て方は、間違って無かったはずなのに。どうして…。その葛藤が、とても良く描かれています。マリアベッロとマイケルシーンが互いに傷つき、助け合い、傷を癒して行く姿が痛々しくて、辛いですが、これは、いつ自分の身に振り掛かるとも限らない出来事なので、ぜひ色々な人に見せたい作品だと思いました。


やっぱり、家族は、顔を付き合わせて話し合う時間って必要だと思います。どんなに忙しくても、ほんの少しの時間でいいから、コミュニケーションを取りましょうよ。お互い、心の奥では、必ず思い合ってるんだから。大切な事を忘れないでって、すごく感じました。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ボーイ2

衝撃作品です。日本での公開が決まると良いんだけど。有名どころが出演しているので、単館系でも公開してくれれば良いなぁと思います。日本でも、色々な犯罪が起きているので、いつ自分や、自分の家族が被害者だけでなく、加害者になってしまうかもしれません。そんな恐さを、映画で体験しておく事も、大切なのではないでしょうか。お奨め映画だと思います。カメ



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