今日は、「リトル・ランボーズ」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
1982年イギリス、厳格な家庭に生まれ育った11歳のウィル(ビル・ミルナー)はあらゆる娯楽を禁じられていた。そんなある日、彼は学校一の問題児カーター(ウィル・ポールター)と出会い、彼の家で生まれて初めて観た映画『ランボー』のとりこに。「こんな映画を作りたい」という気持ちで結ばれた二人は、見よう見まねで始めた映画作りを通して友情を深めていくが……。
というお話です。
色々な問題が描かれている映画ですが、とにかく、可愛い!!愛らしい子供たちが、あの”ランボー”に夢中になって、自主映画を撮っていくんですよ。子供って、何かを初めて観たりすると、カルチャーショックを受けて、すごいのめり込んだりするんですよね。誰もが、覚えがあると思うけど、その必死さが、すっごく可愛いんですよね。
でも、実際、子供にしつこく言われると、大人は、ちょっとイライラしたりってあるでしょ。それも、カーターのお兄さんなどの様子で、ちゃんと描かれていたりして、解かるなぁって感心してしまいました。それぞれが、それぞれの年齢で、色々な考え方があって、立場もある。難しいですよね。
この映画の中で、主役のウィルの家は、家族で教会に入っていて、たくさんの戒律に抑えられているのですが、それが、納得いかないような事ばっかなんですよ。系列で言うと、アーミッシュっぽいんです。テレビはダメとか、俗世の快楽などは神への冒涜だと思っているような感じなんです。だから、”ランボー”なんて映画を観て影響されるなんて、許されない事なんです。家族と友達との間に挟まれて、ウィルは悩みます。
ウィルは、友達の間でも悩むんですよ。最初に出会ったカーターとは仲良しなんだけど、後から知合ったフランスからの留学生にも惹かれて、自分をチヤホヤしてくれるフランス留学生に少しづつ傾いていったりします。子供の頃って、あまり学習していないので、自分に優しくしてくれたり、持ち上げてくれたりする人が、良い人だと思って、付いていってしまうんですよね。本当に自分の事を思ってくれているのかという判断が出来ないんです。そんな子供の気持ちが素直に描かれていて、懐かしいやら、かわいいやら、イライラするやら、とっても楽しめます。
ちょっとしたところに、結構、気を使っていて、細かいところでも楽しめますよ。ウィルが可愛がっているネズミとか、学校で金魚を飼っていたりとか、ウィルの描いているマンガも、すごく面白いんですよ。特に、パラパラマンガがいくつもあったりして、楽しめますよ。
私は、この映画、お奨めしたいと思います。可愛いし、懐かしいし、やっぱり友達っていいなぁって思える映画です。ぜひ、かわいいので、観てきてくださいね。エンディングも、ちゃんと最後まで観てくださいね。
・リトル・ランボーズ@ぴあ映画生活
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