「国家代表!」 スキージャンプといえば、日本しか観てなかったけど・・・ | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今日は、「国家代表!?」の試写会に行ってきました。スキー


ストーリーは、

1996年、韓国の地方都市ムジュでスキージャンプの国家代表チームが結成される。パンコーチ(ソン・ドンイル)は幼いころ養子としてアメリカに渡り、実母を捜しに来韓した元アメリカのアルペンスキージュニア代表のボブ(ハ・ジョンウ)を主将に任命。次に薬物使用でメダルをはく奪された元スキー選手フンチョル(キム・ドンウク)をスカウトし……。

というお話です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-国家4

韓国がスキージャンプをやっているって、私、知らなかったのですが、1996年からやっていて、長野オリンピックが最初のオリンピックだったんですね。驚きました。長野オリンピックは観ていたのですが、ジャンプと言えば、日本がトップクラスと思っていたので、他の国にほとんど目が向かず、日本中心に見ていたのですが、今になって、初出場の韓国の立場から見て見ると、また、面白いなぁって思いました。韓国が日本を倒すぞ~!とか言っているんだけど、その時は、韓国チームって、映像にもほとんど写らなかったんじゃないかしら。


冬の小鳥 」でもあったように、アメリカに里子に出された子供が、大人になって、本当の親を探しに韓国に戻ってきてという話が入っています。こんなに映画化されるということは、結構、里子で海外に渡った子供は多かったのですね。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-国家3

この映画の中で、韓国の徴兵に行くのがイヤで訓練を始める子も居るのですが、日本には、徴兵制度が無いので、この気持ち、あまり実感がありませんが、彼等には、本当に大変なのでしょうね。そういう制度がどれだけ国民を重い気持ちにさせているのかというのが、この映画の中に描かれていて、国の違いを感じました。


潰れたプールの滑り台とかで、ジャンプの練習をしたり、車の上にスキーを縛り付けて、風の抵抗を体感したり、本当に面白い訓練をしていました。何度も笑ってしまったけど、彼等にとっては、大切な練習方法だったのだと思うので、よく頑張ったなぁって感心してしまいました。すっごく笑えますよ。特に、スキーやジャンプを少しでもやった事がある人には、なおさら笑えます。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-国家2

もちろん、この映画は、フィクションです。でも、韓国チームがスキージャンプを長野オリンピックから始めたのは本当で、その時の選手達は、今も現役でジャンプをやっているそうですよ。もう、長野から15年近く経っているので、そろそろ後輩達を育てていかないと駄目だけど、彼等なら、きっと、素晴らしい後輩を育てるんだろうなって思うような人たちでした。エンディングで本当の選手達の写真が出てくるのですが、イケメンやかわいい子でしたね。ビックリです。そんな彼等も、結構、力を付けてきているようで、メダルを取ってきているようですよ。日本もウカウカしていられませんね。


この映画を観ると、敵国ながら、頑張れって応援したくなります。本当に頑張っているんだもん。韓国に頑張ってもらって、日本も負けずに頑張っていけば、お互いにレベルが上がっていきますよね。ああー、本当にスポーツって良いなぁ。くだらない政治とか、人種の偏見とか、そういうものが関係なくなって、切磋琢磨出来るのは、ステキです。スポーツ以外でも、そういう風に仲良く出来ればよいのにね。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-国家1

すごく面白くて、感動出来る映画です。私は、すごくお奨めしたいと思います。2時間半ほどと、ちょっと長めだけど、眠るまもなく、笑って泣いて、退屈しません。ぜひ、観に行って下さいね。カメ



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