今日は、「恋愛戯曲 私と恋におちてください。」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
関東テレビ制作部のプロデューサー・向井はあるドラマを担当することに。さっそくホテルにカンヅメになった大物脚本家・谷山真由美のもとを訪ねるが、彼女はまったく脚本を書けていなかった。彼女は「自分が恋をしないと恋愛ドラマが書けない」と言い、「私と恋愛しなさい」と向井に命じる。その頃、脚本の遅れにいらだつ編成部は、制作部を出し抜こうと新たな脚本の準備を進め、谷山の元にもイケメン社員の柳原を送りこんでいた。
というお話です。
昨日に続いて、ラブコメディですが、全然飽きずに、とっても楽しめました。この作品は、第三舞台（劇団です。）の鴻上尚史が制作し、二度上演された舞台「恋愛戯曲」を、鴻上自身が監督して映画化したそうです。
もう既に、舞台でまとめられていた作品なので、とても面白いです。これ、舞台も面白かったんだろうなぁ。
脚本家とプロデューサーの恋愛なんだけど、最初、絶対ありえ無そうなタイプの二人なのに、だんだんと近づいていく経過が、観ているこちらにすごく伝わってくるんです。ここら辺でドキドキしてるなとか、一歩近づいたなとか、そういう出来事みたいのが積み重なって、もしかして、これは恋愛なのかもっていう感じになるの。ちょっとイイ感じでしょ。劇中劇になっていて、色々なタイプの深キョンと椎名さんが観れますよ。
女性はなんとなく解かってくれると思うんだけど、男性と仲良くしたいけど、ちょっと上から目線で見て、言う事を聞かせたいっていう欲望ありませんか？私は、この脚本家である深キョンが、椎名さんに「なんでも言う事を聞くのね。」って言うところ、すごく解かるんです。自分の為だけに動いてくれるっていう贅沢というか、幸せを感じたいんですよね～。普通は、仕事があったり友達との付き合いがあったりして、私＝自分の為だけに時間を使ってくれることって、あんまり無いんですけど、でも、この一日だけ、この何時間かだけでも、自分が独り占めしてるっていう実感が欲しいんです。私も、たまに、主人がゴルフとかで遊び回った後、休みの日には、私の執事状態でわがまま聞いてもらう事があります。だって、寂しかったんだもんって・・・。（笑）そんな女性の気持ちが良く描かれていましたね。
深キョン、やっぱりかわいいですね。いくつになっても、深キョンは健在です。彼女が出てくるだけで、華やかになって、楽しくなるという女優さんですね。椎名さんも、最近、コメディづいているのかな？”ＧＭ～踊れドクター”でも、楽しい役やってらっしゃるもんね。恐い殺し屋の役とかも上手いのに、何でも出来て凄いです。周りに出てくるＴＶ会社の役員に井上さんや西村さんも居て、面白いです。抜け目無いキャストです。
私は、ラブコメとしては、お薦め出来る作品だと思います。単純なストーリーだけど、舞台とかを観ている方には、結構、この進め方は理解出来るんじゃないかしら。私は、友達に映画を観た後、舞台の映画化なんだよって言われて、すごく納得出来ました。昨日観た「ラブコメ」
より、大人向けかな。
この作品、一度、舞台でも観て見たいなぁって思いました。
・恋愛戯曲～私と恋におちてください。～＠ぴあ映画生活
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