今日は、「THE LAST MESSAGE 海猿」 の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
大型台風が接近する中、巨大天然ガスプラント“レガリア”で事故が発生。潜水士・仙崎大輔は、設計主任の桜木らと共に施設へ向かう。だが、救出作業の中、突然爆発が起こり、大輔らは施設内に取り残されてしまう。大輔は第七管区の服部とバディを組み、要救助者と共に無事帰還する道を探るのだが…。一方、海上保安庁本庁では、救助の道を探ろうとする海上保安庁と、国益を最優先とする内閣参事官らが対立。焦燥と憔悴に包まれていた。そして、一人息子・大洋とともに大輔の無事を祈る環菜は…。
というお話です。
久々に、「海猿」の新作です。一応、この作品でラストにする予定なのかな?でも、売れたら続きが出来るかもですね。実は、私、この作品、売れると思います。面白いですもん。
映画としては、3作目になるのかな?内容は、どんどんパワーアップしていて、面白くなっています。そして、キャストたちも、どんどん大人になって、演技のレベルも上がっているので、とても引き込まれます。
仙崎(伊藤くん)は、カンナと結婚して、子供も生まれ、幸せな家庭を持っています。仕事もベテランの域に入ってきていて、頑張っているんですね。そこに、海洋プラントの事故が起きて、救助に向かいます。愛する家族がいるのに危険な場所に向かわなければならない彼の苦悩と、そんな夫を待つ妻の苦悩を、とても良く描いていて、実際の海保の方々の大変さが伝わってきます。真に迫っていて、考えさせられますよ。
ストーリーはまとまっているし、色々な出来事が起きるタイミングなどもとても良いので、退屈する暇も無く、2時間ちょっとの間、真剣に観てしまいます。ほとんど文句の付けようがないのですが、ま、一つ言わせてもらうと、海洋プラントの設備ですね。
日韓共同のプラントで、ロシアも技術提供しているという設定なのですが、設計がお粗末です。浮き方の海洋プラントなのですが、台風や災害に備えて設計してなければいけないのに、弱弱です。だって、天然ガスプラントでしょ。設計上、一番気にしなければならないのが火事なのだから、全ての配線に防火しなければならないし、鉄骨などには耐火被覆しようよ。ガスタンクに引火するような危険が出てきたら、切り離せるような設備にして欲しいし、もう少し、考えないと怒られますよ。まず、普通は、火が出ても一瞬で消えるような設備を付けているけどね。そういうところが、ちょっといい加減かな。
でも、そんなプラントの事は、どうでもいいのかも。面白いもん。建築関係に人でなければ、まったく気にならないので、とにかく大災害をどう回避するかということだけで、充分なのかもしれません。とりあえず、何か文句を言いたかっただけなのよ~。(笑)
私は、この映画、とってもお薦めします。単純で、今までの「海猿」と同じですが、パワーアップしているように思えました。私は、2Dで観たのですが、充分でしたよ。申し訳ないけど、3Dで観る必要あるのかな?
でも、映画としては、とても面白いので、ぜひ、観に行って、楽しんできて下さい。
・THE LAST MESSAGE 海猿@ぴあ映画生活
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