今日は、「キングゲーム」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
ある日突然何者かによって同じ場所に集められ、外部と遮断された状況で王様ゲームを行うはめになった見知らぬ10人の男女。実は彼らはある秘密の契約に基づき集められ、自分の本名も目的も明かすことは許されていなかった。ゲームが続けられていくうちに王様の要求はエスカレートし、それぞれの心の底に秘めたものがあぶり出されていく。
というお話です。
今回は、初めてこの言葉を言わねばならないです。”観る価値、ありません。”
私、この言葉だけは、言いたくなかった。映画のブログを始めて、どんなに面白くない作品であっても、何か訴えたいものが見えれば、それを広げて、少しでも良い解釈をして行きたいと思ってきました。ですから、この言葉だけは封印していたのですが、今回は、言わせていただきます。
映画の基本が、既に整っていません。脚本が最低です。王様ゲームをするということは解かったのですが、そのルールもいい加減で、ゲームの薦め方が重要なのかと思いきや、まったく関係なく出来事が起きる。全員が何か関係があるのかと思いきや、関係ない。特別な舞台が用意してあるのかと思いきや、普通・・・。
とにかく、話のまとまりが全く無いんです。これ、深夜枠のマイナードラマの10分物の方が、よっぽど面白くて内容があります。イヤイヤ、ドラマの監督に申し訳ないですね。あまりの酷さに驚きました。
映画を何だと思っているんでしょうか。これだけの予算があるなら、若手の監督に配分して撮らせれば、１０本ぐらい面白い作品が出来たんじゃないかな。こんなに配役が良いのに、何やってるんでしょうか。出演した俳優の方々がかわいそう。石田くんも芦名さんも、すごく演技も上手いし雰囲気があるのに、宝の持ち腐れです。
脚本家も酷いけど、原作及び監督をした江川さん、酷いですね。芦名さんと木村さんのボンテージファッションが見たかっただけなんでしょ。他、どうでも良かったとしか思えません。だって、見所も何も、話がつながってないんだもん。漫画家としては凄いのでしょうが、もう映画に関わらない方が良いと思いますよ。
友達とも話していたのですが、あの”実写版ドラゴンボール”に匹敵する酷さで、ここ近年では最悪の映画でした。ワースト１です。９３分の映画なのに、途中眠くなり、お腹が空いて眠れなくなり、観ながらイライラしました。本当に、試写会じゃなかったら劇場を出ています。一応、試写会ということで、途中で出るのは失礼かと思い、最後まで観ましたが、精神的に最悪の状況になりました。疲れた・・・。
観る価値はありません。石田くんや芦名さんなどのファンの方は、覚悟して観てください。好きな人がこんな映画に出てしまうのは悲劇ですが、仕方ありません。本当に出演者の方々、かわいそうです。
久々に怒りが込み上げて、こんな風に書いてしまいました。でも、ダメ映画はちゃんと伝えないと、サギになりますもんね。申し訳ありません。
・KING GAME＠ぴあ映画生活
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