今日は、「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」 の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
過激な民族主義グループによって、ロシア首相の子供たちが誘拐された。彼らはチェルノブイリ原子力発電所を占拠し、原子炉の爆破を盾に独立を求める。このグループの中には、ハイテク兵士NGUがいた。このNGUに対抗できるのは“ユニソル”しかいない。そのころ、ユニソルのリュックは社会に戻るリハビリを続けていた。しかし、送り込まれた4体のユニソルがNGUにより壊滅されると、リュックは再びユニソルとして立ち上がる事に…。
というお話です。
この前作に当たる1992年のユニバーサル・ソルジャーは、TVで観たような気がするのですが、良く覚えていないんです。でもね、この映画、ちゃんと解かりました。初めての方でも大丈夫です。
前作でプロジェクトが閉鎖され、コールドスリープにされていたリュック(ジャン=クロード・ヴァンダム)が、最新のユニソル(ユニバーサル・ソルジャー)と戦うために復活するのですが、これが面白いんだ。コールドスリープされていたリュックも、前作の敵スコット(ドルフ・ラングレン)も、超老けちゃってます。ま、前作から20年近いんだから、現実には当たり前の事なんだけど、SFなんだから、CGで、もっとシワとかクマとか取ろうよ。演じている二人がかわいそうだよ~!おじちゃん、大丈夫?って感じで、最新ユニソルが若いから、もっと辛く見えるんですよね~。
ストーリーは、筋は通っていますが、もう少し、笑えるような所とか、ゆったりした場所も欲しかったなぁ。ずっと緊迫した感じで、ドキドキが続きます。息付くところが無いので、途中で、少し息切れしてしまいます。そこへ、何故かスコットが甦ってきて、どうして最新ユニソルが居るのに、旧式のスコットを甦らせるの?って疑問が・・・。ううーん、まぁ、緊迫した感じが面白い事は面白いんだけどね。
そうそう、これは書かなければ。SF映画の金字塔「ブレード・ランナー」で、レプリカントのルドガーハウアーが、自分の創造主である博士を殺すところと同じ場面がありました。レプリカント=ユニソル、創造主への愛と憎悪を描きたかったのかな。ブレードランナーへのオマージュですかね。生き物は、創ってくれた人への感謝と、どうしてこんなに辛いのに生きなければならないのかという憎悪の両方があって、それは人間が神様に思うことでもあると思うんです。そんな気持ちを、この場面で表していたのだと思いました。
SFアクションなので、結構、残酷でグロいです。子供には、もちろん見せられませんが、大人でも、グロいのがダメな方は、ちょっと止めておいた方が良いと思います。テロリストとの戦争なので、酷いです。
でも、アクション映画としては、ずっと緊張しているし、ハラハラドキドキするので、B級ではありますが、結構、楽しめるのではないかと思います。
観る前に、自分に合っているかどうかを考えてから観に行ってくださいね。
・ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション@ぴあ映画生活
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